ソフトバンクグループが、中国の配車サービス最大手、滴滴出行に50億ドル(約5500億円)を出資することで合意したことが12日、分かった。中国で圧倒的なシェアを持ち、大きな成長が期待できることから有望な投資先と判断したとみられる。

 滴滴出行は4月、総額約55億ドルの資金調達を発表しており、出資者にソフトバンクや中国の金融機関の名前が挙がっていた。過去には米アップルも10億ドルの出資をしている。

 滴滴出行は、スマートフォンのアプリを使った配車サービスで成長した。昨年、米同業のウーバー・テクノロジーズの中国事業を買収していた。


2017.5.12 15:56
http://www.sankei.com/economy/news/170512/ecn1705120029-n1.html