ベルハンマーは塩素系極圧剤そのものなので
金属表面を腐食させて柔らかい化合物の皮膜を作り焼き付きを防ぐもの
騒音が低減するなどとよく言われるけど、それはこの腐食作用により金属表面が軟化するため
振動が減るということもあるかもしれない

極圧剤ってのは、ただの油では油膜切れを起こしてしまうような負荷の高い場所で使うもの
通常のオイルによる潤滑とはまったく仕組みが異なり、いわば金属自体が身を削りながら潤滑してる
エンジン内部に極圧潤滑となる場所はないから、極圧剤は無意味どころか腐食促進のデメリットしかない

塩素系極圧剤ってのは、毒性も強いし普通はあまり使わないものなんだよね

個人的には、エンジンに入れるなどもってのほかで、すぐにでもオイル交換をすることを勧める
バイクにベルハンマーを使うべき場所はないよ