0001しゅわっち'92 ★
2018/10/02(火) 11:45:00.56ID:CAP_USER光るLEDバッジを売ったら予想以上に反響があった
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モノを売るのは難しい。
言葉としては知っていても、本当の意味で理解したのは2年ほど前のことだ。東京ビックサイトで行われたデザフェスというイベントに友人に誘われ参加した時だった。
デザフェスとは小さなスペースでデザイナーさん達がモノを売ったり、展示をしたり、パフォーマンスをしたりするイベントだ。
僕もそこで色々と自分が考えたものを売った。いや、売ろうとした。ほかの参加者はよく売れていたが、本当に、全く、売れなかったのだ。僕は岡山県に住んでいるので東京ビックサイトに来るだけでも結構お金がかかる。そうなるともう笑うしかないのである。
そして、いつか売れるものを作ってみたいと固く決意したのだ。
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岡本智博(オカモトラボ) 岡本智博(オカモトラボ)(おかもとともひろ)
1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。
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https://youtu.be/WlfLZ05tuV0
ちなみに今回、最終的に完成するのはこれ。
突破口は、お客さんの「自己表現」
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2016年の会場の入口付近。
僕は会場を徘徊しながら、何かヒントになるものが無いか。どういうモノが売れているのか観察していた。
当然のことだが、デザイン性が素晴らしいモノが売れている。考えるまでも無い事だ。しかし一方で、よく観察すると必ずしもそうでもないことにも気がつく。
その時にある仮説を立てた。
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お客さんも個性を表現したいと思っている
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出展者さんは個性を表現するのは当たり前だが、お客さんも他人と被らない少量生産のハンドメイド品を身に付けて個性を表現したいと考えている側面があると思ったのだ。
ハンドメイドよりマニュファクチャードの方が(一般的には)安くて品質も良いはずなのに、あえてハンドメイド品を買うのはその為ではないだろうか。だからハンドメイドが人気になるのだと思う。
よく考えてみるとネット上ではSNSなど表現する場はたくさんあるが、現実世界では表現の場は限られている。
というわけで「個性の表現を助けるアイテム」を作るが僕のテーマになった。
「何をしてもよい」はボール投げに似ている
次のデザフェスに向け、今年に入り本格的に何を作るか考えはじめていた。
「個性の表現を助けるアイテム」という事は決まったが、それ以外は決まっていない。何をしても、作っても良い。しかし「何をしても良い」というのもまた難しいのだ。
仕事や勉強なら、目標や期限、他にももっと細かく決まっているかも知れないし、スポーツやゲームでもルールは決まっている。いわば頑張る方向が決まっている。
「何しても良い」という状況はあまり無いだろう。
ちょっと概念的な話になってしまうが、「何を作っても良い」というのは「ボール投げ」に似ていると思う。
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自分で目標を決めてそこへ向かってボールを投げる。目標は自由に決められて360度どこに向かって投げても良い。
もちろん自分の腕力以上の距離へはボールが届かない。例えるなら僕が自力でビルを作ろうとしても出来ないのと同じだ。
無理なく狙える目標を決めなければならない。
そして目標を決めたとしても、ボールが狙った場所に飛ぶとは限らない。つまり目標を具現化する技術も必要だ。
狙った場所から少しくらいズレても良い場合もあれば、全然違う方向に飛んで行き大失敗したり、思ってもいない方向に飛んだボールが実は大正解だったりする事もあるのだ。
ただ、目標を決めずに力いっぱいボールを投げる手法はあまりうまく行かないようだ。
マトリックスLEDという魅惑のアイテム
そこで、以前から気になっていた『マトリックスLED』を使うのはどうだろうと思いついた。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
http://portal.nifty.com/kiji-smp/181002204071_1.htm