0001しゅわっち'92 ★
2018/09/11(火) 19:29:31.23ID:CAP_USER誰に見せることもなく半世紀以上もの間、たった一人で作品を描き続けた男、ヘンリー・ダーガー。死の直前に発見された小説『非現実の王国で』は世間に発表されるやいなや一躍ヘンリー・ダーガーはアウトサイダー・アートの代表者になってしまうほどでした。
本記事では、Alt + F4さんが投稿した『世界の奇書をゆっくり解説 第5回 「非現実の王国で」』という動画をもとに、世界最長の小説である『非現実の王国で』とヘンリー・ダーガーの生涯について解説を行います。
(画像)
『非現実の王国で』
(画像はヘンリー・ダーガー 非現実の王国で Amazonより)
(動画)
世界の奇書をゆっくり解説 第5回 「非現実の王国で」
60年以上にわたって書かれた、世界最長の小説『非現実の王国で』
ヘンリー・ダーガー作『非現実の王国で』。
『非現実の王国で』とは、正式には、”非現実の王国として知られる地におけるヴィヴィアン・ガールズの物語 子供奴隷の反乱に起因するグランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語”と題される、現在において「世界最長」の小説です。
作者であるヘンリー・ダーガーは、この作品を19歳のころより書き始め、81歳で没するその半年前まで書き続けました。
彼は生涯にわたってその作品をほとんど他人に披露することなく過ごしたため、この作品が世に出たのは、彼が没したあと、彼の部屋から1万5千枚に及ぶ原稿と、巨大な紙に書かれた300枚以上の挿絵が大家であるネイサン・ラーナーによって発見されたためでした。
ダーガーはその「遺品」を、すべて燃やしてくれと生前話していたそうですが、大家のラーナー自身が写真家でもあり、芸術的素養を持っていたため、彼はダーガーが遺したものの価値を感じ取り、それらを燃やすことなく世に公表しました。
タイプライターで清書され、自ら製本した7冊と末清書の8冊からなるその物語は、少女たちが、彼女らを虐げる大人たちに対して、時に機略を尽くし、時に銃を構えて立ち向かう姿を描いたものです。そのストーリーは、夢の中をさ迷うようなものもあれば、しばしばダーガー自身の現実と交差するものもありました。
大家であるネイサン・ラーナーはのちにこう語っています。「ヘンリー・ダーガーの人生の最後になってようやく、私は知ったのだ。足を引きずって歩くこの老人が、本当は何者でもあったのかを」
死後発見されたという膨大な量の文章と挿絵に「美術界じゃあまりに有名」といったコメントや「これ究極の自分用エロ同人なんだよな……」「変態ノート」といったコメントが投稿されました。
全てを失って、書き始める
===== 後略 =====
全文は下記URLで
http://originalnews.nico/127413