2018年9月3日 By 中橋 義博
中国で4億人の登録者数を誇る音声プラットフォームアプリを提供するHimalayaが開発したスマートスピーカー、Xiaoya AI Speakerに、中国共産党の党員向けバージョンが登場した。

ベースとなったのはこのXiaoya AI Speaker。カラーバリエーションもあり、下部に生えた足が特徴のAIスピーカーだ。2017年6月に発売されて、初日に50,000台以上が販売された人気機種だ。

これをベースに中国共産党をイメージした赤い筐体にそのパーティーエンブレムである「鎌と槌」をつけた外見を持つ。

通常のスマートスピーカーとしてニュースや音楽などを聞くことができるのはもちろん、それに加えて、中国共産党の学習コンテンツが聞けるという特徴がある。このコンテンツは中国共産党の考え、方針を理解するのに役立つという。

2018年8月より発売されているが、通常の小売店での取り扱いはなく、中国共産党の群レベルの組織からのみ注文を受け付けているという。

中国共産党は、Wikipediaによれば、2016年末時点で8,944万7千人の党員を数えるというから、その党員向けのバージョンが登場したのはあまり不思議ではないのかもしれない。
https://robotstart.info/wp-content/uploads/2018/09/Ximalaya-FM-Xiaoya-AI-Speaker03.png
https://robotstart.info/2018/09/03/ximalaya-fm-xiaoya-ai-speaker.html
Source:頭條日報、中华网、喜马拉雅FM、tmall天猫