宮崎県都城市の陸上自衛隊都城駐屯地に所属する53歳の1等陸曹が、
小銃の弾薬1発を隠して捨てたとして、停職の懲戒処分を受けました。

内部調査に対し、
「同僚と予定していた旅行に行くのが嫌になった。
 弾薬が紛失して捜すことになれば旅行が中止になると思った」などと話しているということです。

陸上自衛隊によりますと、都城駐屯地に所属する53歳の1等陸曹は、
ことし2月、熊本県内の演習場で行われた自衛隊の射撃大会に弾薬を管理する係として参加した際、
出場した隊員から回収した小銃の弾薬1発をポケットに隠し、その後、演習場内に捨てたということです。

弾薬は翌日、見つかりましたが、1等陸曹が捨てたことがわかり、
13日付で停職60日の懲戒処分を受けました。

内部調査に対し、1等陸曹は、
「大会のあと同僚と旅行に行く予定だったが、疲れていて行くのが嫌になった。
 弾薬が紛失してみんなで捜すことになれば旅行が中止になると思った」などと話しているということです。

都城駐屯地の廣田耕士朗連隊長は
「弾薬の取り扱いについて教育を徹底するとともに再発防止を図りたい」とコメントしています。

以下ソース:NHK 10月13日 18時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171013/k10011177341000.html