金融庁は、2018年度中をめどに大規模な組織再編に踏み切る。

金融機関に立ち入り検査を担当する「検査局」を廃止することが柱だ。
検査業務は、許認可や行政処分を担当する「監督局」と戦略立案を担う新設の「総合政策局」が行う。
超低金利などで金融機関の経営改善が求められるなか、金融庁自らの組織再編で庁内の情報やノウハウを共有し、
金融機関との対話を深める狙いがある。

今月末にも組織再編案を公表する。
金融庁が2000年に発足して以来の大幅な再編となる見込みだ。

金融機関への立ち入り検査は、監督局に置かれる銀行や保険などの業態別チームと、
総合政策局に置かれる「法令順守」「システム」などの専門チームが共同で実施する。

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年08月22日 17時20分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170822-OYT1T50098.html