http://news.livedoor.com/article/detail/13306725/

人々の悩みに寄り添い「癒しのカウンセリング」を行うスピリチュアル心理カウンセラー・日下由紀恵さん。自身のメルマガ『日下由紀恵のスピ的生活。』の中で日下さんは、盗癖(クレプトマニア)のために万引を繰り返してしまい逮捕された男性の裁判傍聴記から、罰を与えることでは問題は根本解決しない、むしろ人々が出来事の背景に思いをはせることが、人々の癒しや気づきにつながり解決をもたらす、というメッセージを伝えられています。
「万引きがやめられない!」クレプトマニア裁判傍聴記

多くの人が目にするブログではお伝えしづらい内容ですが、とある裁判を通じてそのスピリチュアル的な意味について考えることがあったのでぜひメルマガ読者の皆さんにも考えてもらいたいと思って取り上げます。

ちょっと古い話になりますが……

今年の2月、東京・台東区のメガネ屋さん「めがねおー」の店主が、多額の万引きの瞬間をとらえた防犯カメラをモザイクなしで公開すると宣言した……という出来事がありました。

テレビでインタビューを受けていた店主の男性は、とても衰弱していて、おそらく、そのことで様々な批判を受けることにもなったのでしょう。この男性、とても波動が繊細で優しい方、お客さんのために一生懸命頑張っていたのが、こんな形で裏切られて大きなショックだったようです。

ですのでことさら大きく取り上げられたことでこれでよかったんだろうか……とさらに落ち込むことにもなっていたのかもしれません。

万引きは犯罪です。許されることではありません。それは大前提でここから読み進めてくださいね。
ストレスから病的な万引を繰り返してしまう
■82歳の母を持つクレプトマニア(病的窃盗)Pさん

その被告は、Pさん。50代の男性です。

この人の罪名は「常習累犯窃盗」。殺人などに比べると軽い犯罪のように聞こえますが検察側の求刑は懲役4年6カ月といいますから尋常ではありません。

常習累犯窃盗とは……窃盗罪・窃盗未遂罪にあたる行為を常習的にする罪。過去10年間に3回以上これらの罪で懲役刑を受けた者が、新たに罪を犯すと成立し、3年以上の有期懲役に処せられる。(デジタル大辞泉より引用)