リオ五輪女子団体銅メダリスト・福原愛(28)の夫で、日本リーグ男子2部・琉球アスティーダに新加入した同五輪台湾代表の江宏傑(28)が7日、初陣となる同リーグ松江大会(島根・松江市総合体育館)に臨んだ。

 シングルスで柴田直人(フジ)を3―2と下して白星発進。フルセットの末に勝利した瞬間、思わず雄たけびを上げた江は「初戦でナーバスになっていた。明日(8日)以降も全試合ベストを尽くす」と語った。

 この日、会場に愛妻の姿はなかった。江は「今、彼女は東京にいる。『リラックスして楽しんできて』と言われた」と照れ笑いした。チームは1―3でフジに敗れたが、外間政克監督(45)は「彼の存在は他の選手の刺激になる。きょうは緊張していたが、調子を上げてくると思う」と1部昇格の起爆剤として期待。愛妻の故郷・日本での江の挑戦が始まった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170607-00000183-sph-spo