米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画で、埋め立てが始まった名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、26日も抗議活動が続いた。海上では午後1時現在、クレーンなどの重機は動いておらず、石材の海への投入は確認できなかった。

 キャンプ・シュワブの沿岸部では、埋め立て予定地を囲む護岸の造成が25日から始まり、石材を包んだ網状の袋が浜辺のクレーンで5個投入された。26日は周辺に作業員らの姿は見えず、クレーンも動いていない。

 ゲート前では、朝から工事に反対する市民ら100人ほどが集まり、「海を壊すな」などと声を上げた。

http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170426001095_comm.jpg
http://www.asahi.com/articles/ASK4V36V5K4VTIPE002.html