IQは遺伝子で決まるのか? 生き別れた双子の調査から大きなIQの差を確認!

 「努力次第で誰でも賢くなれる」と信じたいところですが、知能への遺伝的影響は数多く報告されています。

 とくに、IQ(知能指数)の高さは最大80%が遺伝子で決まるとされ、一卵性双生児は、IQテストでほぼ同じスコアを出すと言われています。

 しかしこのほど、米・カリフォルニア州立大学(CSU)と韓・国民大学校の研究チームは、幼年期に生き別れて、2020年に再会を果たした「一卵性双生児」を研究する貴重な機会を得ました。

 この双子は40年以上もの間、韓国とアメリカの異なる環境で育ち、暮らしています。

 そしてIQテストの結果、双子のスコアには16ポイントもの大幅な差が見られたのです。

 知能指数は遺伝子だけでなく、育った環境にも強く左右されるのかもしれません。

 研究の詳細は、2022年4月12日付で学術誌『Personality and Individual Differences』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.05.12
https://nazology.net/archives/109035