古代ギリシャ、アテネの黄金時代に終止符を打った謎の疫病
紀元前5世紀、終息までに市民の3分の1近く、7万5千〜10万人が死亡

 紀元前431年、古代ギリシャの2大都市国家だったスパルタとアテネが戦争に突入した。
 ギリシャ本土の最南端にあるペロポネソス半島をめぐる、いわゆるペロポネソス戦争だ。
 地中海の勢力図を根本的に変えたこの戦いの行方を決めたのはアテネの海軍やスパルタの兵士ではなく、戦争2年目に発生した「アテネの疫病」だった。
 今日に至るまで謎とされているこの伝染病とはいったい何だったのか。
 その歴史と医学の一端をひもといてみよう。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショジオ 2021.07.25
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/053100266/