アオサギが初めて米国で見つかる、ユーラシアの鳥

■どうやって来たのか、定着すれば近縁のオオアオサギと競合も

 本来はユーラシア大陸やアフリカ大陸に生息するアオサギが、米国で初めて目撃された。

 目撃者は18歳のバードウォッチャー、スカイラー・カーデル氏。
 米国マサチューセッツ州ナンタケットの一部であるタッカーナック島で、鳥類の監視と保護に携わっている。
 9月5日、カーデル氏は砂浜をパトロールしていて、サギを見つけた。
 最初は、このあたりでよく見られるオオアオサギに見えたが、よく見るとどこか違っている。
 少し体が小さく、色も薄かったからだ。

 「オオアオサギよりも首や脚、くちばしが短かったのです」とカーデル氏は話す。
 アオサギのように見えたが、実物のアオサギを見たことはなかった。

 「最初からアオサギではないかと思っていましたが、そうだと断定する前にいくつか確認しなければならないことがあります。はやる気持ちを抑えて、冷静に行動しなければならないことはわかっていました」

ナショナル ジオグラフィック日本版 10/1(木) 7:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/d06c39a838ff1cc07c707e00b3befd329cc82256