火星の地下に複数の湖が存在か、幅20キロに広がる毒性の水

■南極の氷の下に発見、地球外生命探査の新たなターゲットになるか

 地球外で生命を探す科学者たちの合言葉は「水を追え」だ。
 このほど火星の南極に、そのターゲットにふさわしい場所が見つかった。
 厚い氷の下に大きな湖があり、それをいくつもの小さな池が取り囲んでいるとする最新の研究成果が発表されたのだ。

 「湖が一つだけポツンとあるのではなく、水系が存在すると思われます」と、イタリア、ローマ第三大学のエレナ・ペティネッリ氏は語る。
 氏が共著者として名を連ねるこの論文は、9月28日付で学術誌「Nature Astronomy」に掲載された。

 2018年、ペティネッリ氏の研究チームは、火星の南極の地下に幅約20キロの湖が存在すると発表した。
 その後も観測を続けた結果、新たにその周囲に少なくとも3つの小さな池を発見した。
 これらはすべて古代の海の名残であるとされ、生命がここにオアシスを見いだし、今もすみついている可能性がある。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 9/30(水) 17:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5979587e666d0c450f2af1c57257c2191be8e1d