スウェーデン“収束”の理由は…現地医師に聞く

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ヨーロッパでは、多くの国が3月や4月に大規模なロックダウンに踏み切り、いったんは流行を食い止めたものの、再び感染が拡大しています。
 そんななか、憲法上の制約もあり、感染拡大のピーク時にも厳しいロックダウンを行わなかったスウェーデンでは、今のところ感染の再拡大は見られません。

 スウェーデンでは、80歳以上の重症患者はICU=集中治療室に入れないなどの規定があったり、介護施設の脆弱な医療体制が原因で、一時は高齢者を中心に死者数が激増した時期もありました。
 しかし、現在、一日当たりの感染者数は数百人規模で推移していて、グラフの曲線を見る限り、第二波は来ていません。

 ウイルスは1人が感染したら、次々と伝播していきますが、免疫のある人がいれば、ウイルスの攻撃を跳ね返し、感染拡大を防ぐことができます。
 この免疫を約40〜60%の人が持ち、流行が収まっていくのが集団免疫です。
 スウェーデンは、この集団免疫を獲得した可能性があるとされています。
 スウェーデン独自の対策を主導してきたのは、政府疫学責任者のアンデシュ・テグネル博士です。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

tv-asahi [2020/08/27 23:30]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000191733.html