【6月10日 Xinhua News】中国の学者がこのほど、マウスを使った実験研究により、夜間の光照射の増加が大脳の特定の神経回路に影響を与え、うつ病に関連する症状を引き起こすことを発見した。これらの発見は、夜間の光暴露(都市の照明や携帯電話など電子機器の使用)がうつ病などを誘発するメカニズムをある程度示唆するもので、夜間の過剰な光照射に潜むリスクを正しく認識して予防・治療手段を探求する上で、重要な意義を持つ。

 研究は、中国科学技術大学生命科学学院と中国科学院脳機能・脳疾患重点実験室の薛天(Xie Tian)氏率いるプロジェクトチームが実施。研究成果はこのほど、英科学誌「Nature Neuroscience」のオンライン版に掲載された。(c)Xinhua News

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