新型コロナウイルスに感染していったん抗体ができると、その後同じウイルスに再感染しないことをサルを使った実験で確認したと、中国の北京協和医院などのチームが発表した。

 中国広東省では患者の14%ほどが回復・退院後にウイルスに陽性反応を示し、日本でもいったん陰性となった人が、間をおいて陽性となった例がある。再び感染した恐れもあるが、チームは「陰性の結果が間違っていたのではないか」とし、下気道から検体を取ったり、抗体の有無を調べたりすることが重要だとした。

 実験ではアカゲザル数匹に気道を通じてウイルスを感染させた。

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毎日新聞
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