【歴史】ペスト医師、奇妙な「くちばしマスク」の理由 17世紀のフランスの医師が考案
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■なぜこの形? 中はどうなっている? 17世紀のフランスの医師が考案
ペストはかつて、世界で最も恐れられていた病気だった。止める術などわかりようもないパンデミック(世界的な大流行)が発生し、何億もの人々が亡くなった。犠牲者は、リンパ節が腫れあがって痛み、皮膚が黒ずむなど、悲惨な症状に苦しめられた。(参考記事:「「黒死病」はネズミのせいではなかった?最新研究」)
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17世紀のヨーロッパでは、ペストの治療にあたる医師たちは、独特な防護服を身にまとい、鳥のクチバシのようなものが付いたマスクを着用していた。以来、この格好は不吉なイメージを帯びるようになるが、それにしてもなぜこんな形のマスクを使ったのだろうか。
それは、恐ろしい病気の本質を理解できていなかったからだ。
何世紀にもわたり、ヨーロッパでペストが大流行を繰り返すなかで、富める者にも貧しい者にも公平に治療がほどこされるよう、ペストに襲われた町は専門家の「ペスト医師」を雇うようになる。彼らは予防薬やペストの解毒薬と信じられていたものを処方し、遺言に立ち会い、検死を行なった。その際に、クチバシ付きのマスクを着用する専門医が現れた。(参考記事:「修道院から48体の遺骨、14世紀ペストの犠牲者」)
このマスクは、17世紀のフランスの医師シャルル・ド・ロルムが考案したとされている。フランス国王ルイ13世をはじめ、多くのヨーロッパの王族を治療した医師だ。
彼は、香料入りのワックスを塗ったコート、ブーツとつながる丈が短めのズボン、シャツのすそをズボンの中に入れること、ヤギ革製の帽子や手袋を身に着けることなど、治療にあたる際の服装について書き記している。ペスト医師は、患者を触る(直接の接触を避ける)ための杖も持っていた。
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なかでも、マスクはとりわけ異様だった。ペスト医師はゴーグルとマスクを着用していた、とド・ロルムは続けている。マスクの鼻は、「長さ15センチのクチバシのような形で、中に香料を入れていた。穴は鼻孔近くの左右に1箇所ずつの2つしかなかったが、呼吸をするのには十分だった。クチバシに仕込んだハーブの香りを、吸い込む空気にまとわせることができた」という。
ヨーロッパ中のペスト医師が同じ格好をしていたが、この見た目は特にイタリアで象徴的なものとなった。ペスト医師は仮面を使用するイタリアの即興演劇「コメディア・デラルテ」やカーニバルの定番になり、今日でも人気が高い。
続きはソースで
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/031600175/ フランス・パリはセーヌ川があったけど、中世にはセーヌ川は人糞で汚染されてたんだよ
ロワール川もそう 酷い臭いだったと歴史書には記される
別にフランスに限ったことじゃない
ロンドンのテムズ川もそうだった。イギリスで猛威を振るったコレラの感染源はテムズ川と
その地下水をくみ上げる井戸だった
テムズ川の臭さもまた歴史書に何度も出てくる 19世紀でも尚そうだった
そしてテムズ川の汚染に注目し、コレラは空気からくるのではなく、水からくると喝破した医者がテムズ川汚染を告発
ようやく1858年に下水の整備が始まり、ロンドンに下水網が整備されコレラの被害は収まった ブルボン王朝の頃の宮殿、貴族の館にはふんだんに噴水が作られていたが
ついにその水を便所に使おうとはしなかった
フランスだけじゃない
欧州は全部そうだった
水洗便所は古代都市にはあった。下水道も整備されていたが
ローマ帝国が崩壊して以降、それは受け継がれなかった
ウォータークロゼット(WCだが、今のイギリスではトイレットという)というように、水洗便所がやっと登場したのは
イギリス、1596年のこと。だがこのトイレはエリザベス1世・リッチモンド宮殿一つだけで
歴史の闇に消えた
その後再び水洗便所が登場するのは1775年イギリスまで待たなければならなかった
さて、その1772年のパリの状況を説明すると、パリはその頃でも便は道に捨てられていた
その汚物を「汲み取り人」が集めて街の3か所に捨てていた
パリで公衆便所が登場するのは、フランス革命後の19世紀第一帝政の頃である
やっとイギリス式水洗便所を輸入し(それをレニャルディエが改良はした)
パレ・ロワイヤルや各公園に設置していったのが初であった
が、実質的には穴が開いただけのボットン便所であり、工事現場の簡易トイレの方が遙かにマシなシロモノで
当時の薬剤師の記録で「胸をむかつかせずにそこに近付くのは、視覚と嗅覚に欠けた者でなければ
およそ不可能だ」と言われるほど汚く、臭かった
そしてパリ、1832年コレラが蔓延する
この汚らしい便所を改良する小委員会が開かれたのは、ようやく1835年のこと
これが歴史に残る便所「ピソティエール」の登場だ
しかしこれは「男性用立ション便器」であり、女性が使えるようなシロモノではなかった
しかも驚いたことに、やがてこのピソティエールは「(密閉空間を利用して)他ではできないような性行為をする場所」と
成り果てたのであった・・・
こんな欧州なんだから、糞尿の後に手を洗うという慣習が無かったのは当然だ
日本は早くから厠(古くは川屋という)が庶民の暮らしに普及していった
御手水場というように、便尿の後は手を洗う習慣もできていた
一方、欧州は食事の時だけ手を水に浸すだけ。これがフレンチレストランなどで出てくる
フィンガーボウルの習慣になったわけだが、王侯貴族でもそうだった 市民は部屋で(食堂や寝室で)排尿排便し、その尿や便を陶器に詰めて
窓から道に放り投げていた
市民階級だけがそうだったわけじゃない
貴族階級も同じだった 便所が家屋に存在しないから尿瓶(陶器)に糞尿をつめて道に捨てていた
その結果奇妙な習俗が出来上がる
ハイヒ−ルは女性用の靴ではなかった
男用で道の糞でズボンを汚さないための物だった
日傘なんてない。2階から投げ捨てられる糞と尿に濡れないためだ
裾の広いスカートはマンマン見せずに用を足すための必然な服装だった
椅子はスケベ椅子のように穴が開いてて、椅子の下に尿瓶を置いて致すのだ
手は洗わない、腿も尿でベトベトだ、その不潔で強烈な臭みを隠すために香水が発達した
情事もその汚い手でやらかすわけだ(中世のラブロマンスなんて、マンガのように見栄えのいいものじゃない)
王が宮殿や城を変えるのは「飽きた」からではない
長期間済むとウンチの臭いが壁や通路に染みつき、その臭いに耐えられなくなるからだ 水が貴重、多くの川は穏やかな流れ(淀み易い)
どうしても手洗いうがいお風呂の文化は根付き難かった 謝肉祭とかで見かけるマスクみたい
何せブキミ
カーニバルも言語的にカニバリズムから派生してるって聞いたし
西洋の事は理解し難いわ >>100
>御手水場というように、便尿の後は手を洗う習慣もできていた
元々日本では
不潔なものに触れた後に水で体を清める「禊ぎ」の習慣が有った上
仏教が入ってきた時に、信徒が行う日常習慣として日に2度の「沐浴」が励行されたので
二つの習慣が混交して手洗いの習慣が出来上がったと言われてる
現代日本の幼児教育の場でも基本的な生活習慣として
早寝・早起き・手洗い・入浴・大きな声でご挨拶 というのが普通に教えられているが
これは空海がまとめた仏教徒の基本習慣から発してて
明治以降も仏教系の幼稚園を通じて「日本人の常識」として浸透した 科学と宗教がコラボレーションした素晴らしい文化伝統だな! トイレを川に流すという意味では日本も同じやん?
箱根の関所のトイレもそのまま湖?に流れるようになってるよね?
ヨーロッパの川より流れが速くてすぐに海に出たのは日本が幸運だっただけじゃないの? >>4
わかる
想像で作ったものにはない異様さが漂う >>107
日本では糞便を川に流すやり方はせいぜい平安時代までで
そのあと急速に廃れたけどな
なぜなら田畑に肥料として施すようになったから
江戸時代になると糞便は金銭又は作物を対価として流通する商品となり
観光地には農家が公衆便所を設置して便を集めた
江戸時代後半には100パーリサイクルどころか
糞便の需要に供給が追い付かなくなった結果、糞便価格が高騰し
汲み取り利権を巡って村同士の抗争で人死にまででる「葛西騒動」が起こるくらいで
糞便を川へ流す厠は非常に珍しいモノになってた
一方、西洋では下水を通じて糞便の全量を川に流してたため
フランスでは「病は川からもたらされる」と言われ
イギリスではテムズ川から悪臭が立ち上る「グレートスティンク現象」で
ロンドン市民が郊外に退避した こういうマスクは見たことあったけどペスト医師とは知らなかった
当時は必死だったんだろうな 中世黒死病は変異したコロナウイルスだったのか
そしてやつが返ってきた ノストラダムスの人類を滅ぼすアンゴルモーは中国の事だと欧米では常識
今度の中国ウイルスだけでなくペストやスペイン風邪もシナ起源なんだよな
ウイルス民族漢民族は自ら死ね 詫びるだけでは許されん
お前らの存在自体罪だ。自ら死ぬことが世界を救うのだ >>120
おまえがネットでいきまいてても変わらんのだよ 中世の欧州は公衆衛生の観念がなかったから、綺麗な水が無かった
その点、我が国ニッポンは水に関してだけは中世から素晴らしかった
多分、これは宗教観の違いが原因
西洋はキリスト教が猛威を振るって以降、キリスト以外の神を認めなかったから、自然に対する敬虔な気持ちがなかった
水に神が住むと言えば邪教扱いで弾圧した文化圏だ
日本は「水神」が住むとして古代から崇めてきた
古事記や日本書紀には水神としてミツハノメノカミという神様が出てくるし、中世には河童や蛇、龍といった
水にまつわる神様の使いが崇められ、水は神聖なものとして集団で大切にされた
ひとつには日本は農耕民族であり、水は大切な物だという共通認識があったんだよ 最近の世界的な、大げさなコロナ騒動をみると
中世のペストも大したことなかったかもしれん
人間の歴史の記録も再検証が必要だ >>124
ガチの戦争の死亡率だって、なかなか一割は超えないだろ
でも一割の確率で死ぬというのは、自分に置き換えると大したものじゃね WW2の連合国側の軍民合計の死亡率は3〜4%
ソ連は11〜14%
敗戦国のナチスドイツは8〜10%、イタリアも8%強
だそうな >>126
自分にはかからないと盲信してる奴に何言っても無駄 自分が最近見たのはアニメの「炎炎の消防隊」だったな。
とにかく不気味としか感じない。 ファントムオブパラダイスとかガッチャマンとかベルセルクとかでみた >>123
ガンジス河なんかも古くから神聖視されてるけど衛生面では最悪だよね ガンジス川はまた違う理由だよ
宗教上(ヒンズー教)の理由から家屋にトイレを備えない家庭が多い
(不浄な便器を家屋に置いてはならない、とヒンズー教僧侶が説いて回るから、今でも普及しない)
宗教上の教義で、疫病者は水葬にする習慣
(普通の死者は火葬)
近世になってガンジス川下流周辺に人口が集中した
化学薬品やゴミの投擲を防ぐ法律が整備されてない
下水道が整備されない、考慮しない都市化だった
水質汚染への対策の権限が国ではなく、州にあり
その政策もマチマチであるため水質保全・汚染拡大阻止の実効力が無い
・・・そういうのが複合連鎖してるのが実態
神聖視しても「汚してはならない」としなかった点でニッポンの宗教観とは違うかな じゃ今回はバットマンの格好すればいいんじゃないの? マスクは身を守るからつけたほうがいい
マスクは確かにウイルスなど易々と通り抜けるけれど
静電作用で水分の中に潜むウイルスをくいとめているんだ
世界中の医療従事者がマスクをしている理由はそこにある
真のパンデミックになったときには一日に二枚は必要になる
それが品薄でないというのはとんでもない怠慢で死罪にも値する
すぐさま市内にマスクを放出すべきだ
でないとこれからの本番に備えられない
三十万の死者の中に入りたいか >>117
コロナではなくペスト、腺ペストウイルス
モンゴルから出てきたと言われている
ヨーロッパ遠征のどさくさで家畜に紛れて入り込んだ仮説
それがネズミに侵入し人に感染して広まったと言われている
>> 新型コロナにかかれば、(治らない)肺炎で1/3の人間は余命1〜5年となれば、
次に来るのは社会崩壊だろう
警察や自衛隊などの治安を維持する力の組織だって、組織内で感染拡大すれば
命令系統なども崩壊さ 今回も1月のころに中国で腺ペストが出ているという
小さなニュースがあってやばいという気がしていた
肺がやられているから腺ペストを疑ったらしい
ウイルスは体内に侵入すると肺の上気道や腸内で増殖をして
咳くしゃみ、下痢で体外に千万単位で出ていく
それが人に触れれば二秒で感染だ >>142
治らないことはない
回復して何事もなく退院できるぞ
治療に耐えられる体力があればほとんどは回復できる
余命の一年から五年はどこからの情報だ
普通に回復したなら90代まで生きた記録もあるし
そんなひどい状態になるのは少ないぞ
中世のペストでも、スペイン風邪でも社会は崩壊していいない
第一次大戦もちゃんと終結したしいまだに連綿と歴史は続いている
どんな悪意でそんな嘘をつく >>7
更に手掴みで飯食ってたしな。
16世紀くらいまで。 >>142
エイズの時もそれを言われた
実際アフリカの平均寿命は縮まってる >>138
昔の家みたいに、家の外にトイレ部分の小さな建物を設置するのはあかんの? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています