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2019/06/27(木) 06:07:56.48ID:CAP_USERhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20190626/k10011969681000.html
2019年6月26日
NHK NEWS WEB
※動画あり
画像:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190626/K10011969681_1906261551_1906261735_01_03.jpg
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【科学(学問)ニュース+】
宇宙旅行が夢じゃなくなるかもしれません。
高度100キロ以上の宇宙空間まで飛行し、無重力を体験したあと地上に降りてくるいわゆる「サブオービタル」飛行の実現に向けて課題を検討するための、
民間企業と国のはじめての協議会が開かれました。
「サブオービタル飛行」は、高度100キロ以上の宇宙空間まで飛行し、数分間の無重力体験をしたあと地上に戻ってくるもので、
旅客機とロケットを合わせたような機体を使うことで2000万円ほどで宇宙旅行が可能になると期待されています。
26日、機体開発を行う国内の2つの事業者に加え、内閣府と国土交通省の担当者が参加してはじめての協議会が都内で開かれました。
この中で事業者側が、アメリカでは機体の開発が進み、すでに宇宙飛行を実現していると指摘し、日本でも早ければ来年には無人機で、
令和5年には有人機で、飛行実験を始めたいとする考えを示しました。
一方で、「サブオービタル飛行」は航空法やロケットなどを規制する法律のはざまにあり、法体系の整備が必要だと指摘していました。
協議会は作業部会を立ち上げ、今後、飛行試験を行ううえで必要になる規制緩和などを検討するほか、海外の運用体制や制度の情報を把握していくということです。
・「宇宙旅行」 競争激しく
サブオービタル飛行は、地上から弧を描くように飛び、高度100キロの宇宙空間に到達したあと地上に戻ってくる飛行で、
地球を周回するよりも比較的簡単に宇宙空間に到達できる方法として宇宙旅行などの商業化をねらう民間企業による競争が激しくなっています。
アメリカの2つの会社が先行しているとされ、「ヴァージン・ギャラクティック社」は航空機とロケットを組み合わせた特殊な機体で有人での試験飛行を行い、
宇宙空間に到達したとしていて、国内の旅行会社がこの旅行を取り扱い20人ほどが予約しています。
また「ブルー・オリジン社」は、宇宙空間で数分間の無重力状態を体験できるカプセル型の宇宙船を打ち上げるため、ロケットの開発を急いでいます。
サブオービタル飛行以外にも、アメリカの宇宙開発のベンチャー企業「スペースX」は民間人を宇宙船に乗せて月を周回する計画を打ち出し、
日本の衣料品通販サイトの運営会社の社長が最初の搭乗者となる予定だとして話題になったほか、
民間の有人宇宙船を使って民間人が国際宇宙ステーションに滞在することも計画されています。