https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00027132-mbsnewsv-l30
MBSニュース 3/26(火) 19:09配信

和歌山に「ロケット打ち上げ場」建設計画 日本では民間初、立地条件そろう

 和歌山県串本町で日本では初めてとなる民間によるロケット打ち上げ場の建設計画が発表されました。

 「地元の熱意ということが大変大きな要素でした」(スペースワン 太田信一郎社長)

 26日に和歌山県の仁坂知事らと会見を開いたのは、キヤノン電子などが出資する「スペースワン」で、和歌山県串本町に日本では民間初となるロケット打ち上げ場を建設すると発表しました。

 和歌山県が誘致し「半径1キロ圏内が無人」で「南方向に陸地がなく」、「本州の工場で作る予定のロケット部品を陸地で運べる」といった必要な条件が当てはまったということです。

 「夢のある話でして、何となく横で聞いているだけでワクワクしてくる。経済波及効果がどれぐらいあるかを調べたら10年間で670億円ぐらい」(和歌山県 仁坂吉伸知事)

 スペースワンは、2021年度中に最初のロケット打ち上げを行い、その後地球観測や通信などの目的で年間20機の打ち上げを目指すとしています。