【ダメコン】船への浸水どう防ぐ? 軍艦には欠かせない「ダメージコントロール」とは[03/22]
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軍艦が損傷を受けた場合、これを沈ませないために、どのようなことが行われているのでしょうか。英軍艦「モントローズ」の一般公開にて、その「ダメージコントロール」に対する努力の一端が見られました。
■イギリス艦が見せてくれた軍艦にはとても重要なもの
2019年3月9日(土)と10日(日)に、東京の晴海ふ頭にて、イギリス海軍のフリゲート艦「モントローズ」が一般公開されました。こうした海外の軍艦が一般公開されることは、年間を通してままあることですが、「モントローズ」の甲板上では、なかなかお目にかかれないような展示が行われていました。
見たところ小さな金属製のその器具には、まるで内側から爆発でも起きたかのような外向きの破裂口が開いていて、そこから海水が勢いよくあふれています。近くにいた乗員に詳しい話を聞いてみると、艦内で浸水が発生した際にどう対処するかを訓練するための装置、とのことでした。
こうした浸水への対処は「ダメージコントロール(ダメコン)」と呼ばれ、戦闘により損傷する可能性がある軍艦には欠かせないものなのです。
そもそも艦艇におけるダメージコントロールとは、艦を沈没させたり、あるいは人命を危険にさらしたりするようなあらゆる要因に対処するというものです。そのため、そこには先述した浸水対処のほかにも、艦内で発生した火災への対処やその予防などが含まれています。
https://contents.trafficnews.jp/image/000/026/985/large_190315_damage_01.jpg
■ダメージコントロール、実際どうやっているの?
たとえば船体に穴が開き浸水が発生した場合の対処ですが、まずは浸水箇所に布や木の板、ロープや箱などをあてたり、木材の端材などを打ち込んだりして、その穴を塞いでいきます。さらに角材などで水圧に耐えられるよう支柱を設け、浸水を防ぎます。すでに艦内に入った海水は、放水ポンプで外へくみ出していきますが、片側の浸水が激しい場合には、その反対側にあえて注水して船体を安定させ、転覆を防ぐ場合もあります。
実際に「モントローズ」で展示されていた対処方法は、まず浸水が発生すると警報が鳴り、対処要員は金づちと木材が入った小さな袋を持って現場に駆け付けます。浸水箇所を確認したら木材を金づちで打ち込み、水の勢いを抑えていきます。そしてその上から半球状の蓋をあて、さらにそれが水圧に耐えるよう、支柱で固定していました。
一方、艦艇における火災への対処ですが、そもそも火災には紙や木など固体の可燃物による「A火災(一般火災)」、油など可燃性の液体による「B火災(油火災)」、電気配線のショートなどによる「C火災(電気火災)」の3種類があり、それぞれの場合で対処が異なります。
Aの一般火災の場合には、水を勢いよく放水する消火方法が用いられますが、この方法はBの油火災の場合には、かえって火の勢いを強くしてしまい、またCの電気火災の場合には感電の恐れがあるため、用いることができません。それら火災の種類を見極め、水を霧状に放水する装置や、ガスや薬剤を用いた消火方法などがとられます。
また、海水を散布する装置が各所に設置されていて、これらを用いて艦内で発生した火災を消火します。
乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/84564/3
続く) 続き)>>1
■ダメコン成功例「『フィッツジェラルド』衝突事故」
2017年6月17日未明、訓練を終えて静岡県伊豆半島沖を航行していた「フィッツジェラルド」は、フィリピン船籍の貨物船が接近していることに気づかず衝突し、艦内の居住区や通信室などに浸水が発生しました。また、衝突の衝撃で艦橋の一部が押し曲げられるなど船体構造がダメージを受けたほか、漏電や有毒な煙霧まで発生し、まさに運用開始以来の、絶体絶命の危機を迎えたのです。
しかし、この危機から「フィッツジェラルド」を救ったのが、同艦の乗員たちでした。前述したような危険な状況下にもかかわらず、乗員は被害を受けた区画において16時間連続でダメージコントロールを実施し、見事「フィッツジェラルド」を母港である神奈川県横須賀基地へと帰港させたのです。
この事故により、「フィッツジェラルド」は結果として、居住区への浸水で7名の乗員の命を失ったほか、船体にも大きなダメージを受けてしまいましたが、乗員たちの懸命の努力によって幸い沈没は免れました。後日、アメリカ海軍は懸命のダメージコントロールによりさらなる人命損失を防ぎ、艦を守った功績をたたえ、「フィッツジェラルド」の乗員36名に対して勲章を授与しました。
ダメージコントロールは戦闘中のみならず、このように平時から重要性の高いものです。今回、「モントローズ」の公開によって、イギリス海軍によるダメージコントロールに対する努力の一環を垣間見ることができました。
https://contents.trafficnews.jp/image/000/026/992/large_190315_damage_08.jpg
https://contents.trafficnews.jp/image/000/026/993/large_190315_damage_09.jpg
乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/84564/3 浸水区画中に人が居ようと居まいと容赦なく水密扉を閉めるのが軍艦やで。 お国のために身を捧げててくれるネトウヨで塞げばいいw ダメージコントロール
アメリカのお家芸のあれか
日本は空母に米俵を積んでいた
アメリカは燃えてる戦闘機をえいやーと海に放り込んだ、迷いもせずに
結果はミッドウェイで知ってる通り これは良い記事だね
軍ヲタが飛びつくステルス戦闘機がどうの、原潜がどうのよりよっぽど地に足のついた記事だと思われ
(軍ヲタはカタログに記載されてる性能諸元には詳しいが、カタログスペック以外の事は知らない
細部を知らないのにそれで性能の優劣を語るのだよ) 軍艦や潜水艦で日常的にする訓練がこれ
急に起こされ召集され時間との勝負 カッコよく言えばダメージコントロールなんだろうけど
普通に「修理!」でいいんじゃないの? こういう技術があります って記事だから
議論の余地ないよなw >>10
治す以前に、被害が広がるのを防ぐ。
また、被害が広がらないように予め設計することも含む。
延焼を防ぐため可燃物をなるべく使わないなんてのも基本的な対策の一つ。
また、例えば米軍の艦艇は水密隔壁を、船を輪切りにするように設けた。
区画が水没しても左右に傾斜しないように設計した。 海自の護衛艦、少し心配だわ
自衛隊はアメリカナイズされてるのかと思いきや、旧軍(と呼ぶらしい)の伝統継いでるらしいから
ダメコン軽視?量産無視? >>14
日本でもダメージコントロールはやってたよ
大和が沈んだ戦闘で駆逐艦涼月は150キロ爆弾が命中して大破したけど
3名の乗員が自らの脱出口を絶ってまで前部弾薬庫の防水処置を行って気密を維持した
彼らは酸欠死したけどそのおかげで沈没を免れて帰還できた >>14
海自は旧海軍の失敗からの教訓と反省を引き継いでるから問題ないよ。
例えば>>5でも書いてあるが、旧海軍艦では通路にも所狭しと米俵など物資を置いていたので
ダメコンの障害になった。
それらの反省は今に生かされている。
一方、小さい艦にこれでもかと兵装を積みまくって、日本の艦に火力で勝ったとホルホルしてるのが韓国海軍。 最近の魚雷とか対艦ミサイルとかって食らって穴塞いでるヒマあるん? >>10
ダメージコントロールの表向きの意味は >>1 や >>12 の解説の通りなんだけど、
後向きの意味は「最低限の人命の損失で隔壁を閉鎖すること」
フィッツジェラルドは7名で済んだ >>18
総員が脱出するまでの時間を稼ぐことだって立派なダメコンだからな。 信濃の最期はあっけなかった
魚雷4発でみるみるうちに沈んでしまった
いやしくも大和型なんだから20発くらい耐えてほしかった >>22
むしろ、艦船の沈没を狙った兵器は潜水艦の長魚雷だけ
その他は全部、無力を狙った兵器 >>14
全く違う
海自のダメコンは、運用・教育訓練ともにアメリカ流を全面的に取り入れてる。
海自創設がアメリカ艦船の貸与から始まってるので当然とも言えるが、ダメコンの仔細が旧日本海軍より優れていたからだ
(元日本軍の自衛官はアメリカの凄さに大いに驚いたそうだがね)
艦の設計はアメリカから多くの影響を受けており、護衛艦の復元性能や考え方はまんまアメリカ流儀
ダメコン設備や部材・器具は防衛庁規格NDSとして整備されているが、多くはアメリカのものを参考にし整備した
話を元に戻すと
アメリカ流になって劇的に変わったのは「ダメコンブック」「ダメコン・センター」の登場
・「ダメコンブック」とは艦の復元性能や排水装置や消化器具、「遮防(破口を塞いで浸水を止める)」用の木材などの位置から
浸水時にトリムなどを調整するための計算方法まで書いてる物で、海自が備えたのは1953年から。
「何をあたりまえな」と思うだろうが、アメリカ軍艦艇では一般的だったが、日本軍にそういうものはなく(一部存在した艦もあったというが・・)
さらに言うと同形艦ですら艤装がまちまち、消火栓探すのも艦によってバラバラで非効率ということを平気でやってたのが日本
アメリカは大戦中からそういうことはなく、他の艦から移ってきても違和感がなかったという
(マスプロを理解してたアメリカならでは、とも言える)
・「ダメコン・センター」アメリカ流にダメコンセンターを機関室など艦内に配置し(初期では食堂や機関室事務室に置いた例もある
常設は63年から)機関長を正式にダメコン指揮担当と定めた
当たり前のように思えるが、日本軍では艦橋がダメコン発令所であった
(これは旧海軍の機関科員に対する差別意識もあったと思われる。旧海軍では機関科学校卒に対する偏見差別が特に酷く度々問題になった
機関科員は出世までが制限され、機関科員で階級が上であっても、それ以外の下の階級に命令できなかった〜陸軍ではそうではない〜
つまり、「機関科の連中が艦長や参謀に対して何を言うか」という意識があった弊害。そうして空母飛龍のような惨劇が起きた)
勿論、戦闘艦であるから、艦を移動させ(浸水時には艦の移動は負荷がかかって悪化する)戦闘するべきなのか、
戦闘を停止して艦の維持を重視するのかは艦長が責任を負うのだが、機関室の意見を参考にしなければいけない
ミサイル誘爆対処(65年):ミサイル護衛艦あまつかぜより初採用
航空機燃料対処(68年):ヘリ搭載護衛艦はるなより採用
応急制御装置(77年):応急制御装置とは区画火災・区画浸水を一元的に監視・把握し、すみやかな対処をするためのもの。機関室に常設
NBC防御(88年):こんごう型護衛艦で初採用
とエポックな事項はあるが、最大の変更は2点だろう https://t.co/7s4FzLYfrF 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:b73a9cd27f0065c395082e3925dacf01) >>24
ありゃ製造不良だ。
水密チェックすら出来てない状態での回航だからな。 武蔵だったか?
装甲板は魚雷に何とか耐えられる強度はあったけど
繋ぎの「リベット」が弱く、そこから浸水したと
N特か何かで検証してたな。 >>3>>4
セウォル号とかマンギョンボン号の場合はピースボートピープルと同じなんか?。 大和型はあれだけでかい船体でありながら、防御力にはいくつもの
欠陥があったのに、改良せずに作っちまった。
ひとつの例が副砲。砲塔はせこく巡洋艦で余ったやつを流用した。
爆弾一発で火薬庫まで突き抜けて、一発轟沈の可能性もあった。
武蔵がなかなか沈まなかったのは運が良かっただけ。 最近は魚雷を軍艦の中央真下で炸裂させる事で、
船の中央が持ち上がって真っ二つになる事を狙ってるんじゃなかったっけ
そうなったらダメコンどころじゃない気もするが 日本も周りの国からのダメージコントロールをしっかり訓練していないと、沈没するね。 ダメコン失敗例はフォークランド紛争での駆逐艦シェフィールド 対艦ミサイルの破片一つぶつかっただけで半分もぎ取られるんだろ?まあ頑張れとしか言いようがない が〜んばれ ダメコン
デンガラガッタ デンガラガ〜タ〜♪ パヨク(ゴキブリ在日韓国人)
が弁護士会も裁判所も法務省も
牛耳ってるんだから
日本の司法は終わってるよ >>14
艦の定員不足から考えて米英艦のようにはいかないのは自明だろ。 >>20
ちゃうで。
本文も捉え間違ってる気がするが、
ダメコンの用語が基地なんかにも使われるように、その目的は継戦能力の維持だ。
気にするべきところは、人員損失ではなく、機能損失。 >>1
船舶の構造も知らない素人の憶測や穿鑿ほど無駄な事はないね フェイト「いやだー!俺はまだ、死にたくない!俺にはまだやりたいことが残ってるんだぁ!俺にはまだぁ…」
>>1
未だに木材使ってるのに驚きだわ
>>5
ちょっと何言ってるかわかりませんが? どっかの国みたいに
火事で慌てて
予備の発電機にまで海水かけちゃって
漂流するとか
ダメ困とか修理に無縁の軍隊もある。 右舷左舷の中間壁があるが、左右に繋がっているほうが転覆しにくいはず。
さらにエアーコンプレッサーによる加圧で浸水を防いだという第二次大戦のアメリカ
艦船の話があったはず。
日本は金剛型をイギリスから取り入れたが、まさに左右の隔壁が作られていた。
イギリスの策略であったとでも言うように、日本の戦艦は転覆していった。 増改築して、色々積みすぎちゃってる韓国の軍艦はやばいよね
重心が高くて浮力ギリギリだから
ちょっと浸水しただけでブクブク沈む 逆転の発想だ
最初から水で充填しておいて船員は潜水服着て行動すればいい 開いた穴の中に鉄の傘入れて火薬を使って傘を開いてる穴を塞ぐ 最初から船の内部の隙間を
発泡スチロールで埋めておけばいい >>50
鋼材なんて人力で運べない
木材は軽くて丈夫で人力で運べ
釘も打てる バスが故障しても歩いて帰れるが
船は沈んだらすなわち死に直結するからな
そら神経質にもなるわ 戦艦武蔵は最後までダメコンやりながら船体バランス保ちつつ
満身創痍で沈んで行ったんだよな そもそも戦略SLGの結果を無視したせいだ
ちゃんとゲームくらいさせろ ダメージコントロールが失敗した例
ttps://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9d/a255a36516390c84214a6bd774a1500d.jpg 徹底したダメージコントロールで大戦終了まで浮いた状態で生き延びた空母
>ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%BC%E9%B7%B9_(%E7%A9%BA%E6%AF%8D)
>軍艦隼鷹(じゅんよう)は、日本海軍の航空母艦。 >>50
海自艦に乗れる機会があれば行ってみたら判るよ
艦内の通路のあちこちに木材(角材と木栓)が置いてあるからね
木材は可燃物ではあるのだが、鋼材では重くて運べないから浸水時には困る
鋼材では人力で切ったりもできないしね
(浸水している破口を塞ぐ「遮防」と、ハッチや隔壁を支える「補強」に使う)
浸水の穴を塞ぐには勿論角材だけでは無理で、毛布やマットレス等も使う
「被弾したら速攻で隔壁閉じて水密すりゃいいやんw」と思うだろうけど、現実はそうじゃない
人員の避難、重要物、危険物の搬出などもやらないといけない
それをやって後、非常閉鎖し、通風・通電を遮断する >>5
>アメリカは燃えてる戦闘機をえいやーと海に放り込んだ、迷いもせずに
だから?
真珠湾の際、故障に悩まされていた日本軍はトラブルが発生したら即海に投棄する覚悟をしていた
単位時間内に上げた5百何機の記録は未だに破られていない >>62
武蔵を沈めようとしたがなかなか沈まなかった経験と対策が大和攻撃時の
片方側集中攻撃戦法さ。
左右隔壁がダメージを大きくする戦法。
大和ダメージコントロール決死隊も、無力とする戦法だよ。 ダメコンより、戦闘艦のくせに民間の船と衝突しないようにしろよ。 木と金槌て
専用のシートやパテ的なのって開発せんの? >>65の大戦中の空母隼鷹
>ttps://stat.ameba.jp/user_images/20150712/01/autarkie-0711/f7/2f/j/o0784050013363353025.jpg?caw=800
>ttps://stat.ameba.jp/user_images/20150712/01/autarkie-0711/d1/09/j/o0800049913363353024.jpg?caw=800
至近弾で穴だらけで、ほんとに木片が詰めてある 木造船に大砲積んでた頃からの経験、伝統は大きいのだろうな
日本はそれがない状態で世界で3番目の海軍で戦った
中学生の頃は英海軍にも劣ったの?と不思議だったが、今じゃ納得してる
航空戦隊は優っただろうが、総合力ではマダマダだったっぽい 戦艦プラモではグリスボックスへのグリスの充填が甘いと、スクリューシャフト部分から浸水してきて、
最悪の場合、沈没していた。
実際の船にもグリスボックスみたいな構造があるの?
あるとしたら、浸水はしないの? 絶対有るだろね
加えて軸を冷却する機能と排水する機能 軸封とかshaft sealで検索すると色々特許が出るよ
メーカーごとに特色があるみたい 第二次世界大戦は分かるんだが、現代ではどれだけ適用できるのか。
無駄になることはもちろんないだろうが、本当に力を入れるべき箇所だろうか。 え?ダメコンを力入れなくていい箇所(つか項目)だと思ってるん?w
幾らなんでもそれはないやろw >>72
それ思った。
でも、固形だけどある程度可塑性があって水を含むといい感じに脹れる素材を開発するならば木材で良いのかも。
どこの港でも補充できるし、難破したら暖もとれるし。 おにぎりとかいいんじゃないか?
難破したら食料にもなる >>87
それ、浸水に対する遮防しか考慮してないやろ
補強の方はどうするんだよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています