0001しじみ ★
2019/03/12(火) 13:44:24.72ID:CAP_USERチームは2010年にロシア連邦サハ共和国で発掘された6歳程度とみられる雌マンモス「YUKA(ユカ)」の化石の脚から筋肉組織を採取。その細胞から、生命の設計図であるDNAを含む核を取り出し、マウスの卵子に移植した。
すると、マンモスの細胞核は卵子に含まれるタンパク質を利用して、細胞分裂直前の状態まで変化した。さらに一部がマウス卵子の細胞核に取り込まれる現象も確認した。近畿大によると、化石から細胞レベルの生命現象が再現されたのは世界初。
だが、細胞分裂には至らず、マンモスの細胞核はまもなく死滅した。長期間にわたってシベリアの過酷な環境にさらされ、遺伝子が損傷していたことが原因とみられる。
ただ、遺伝子損傷がマウスの卵子によって修復された可能性も示された。損傷が軽度で保存状態が良好な細胞核が得られれば、細胞分裂して個体に育つ受精卵の作製につながる可能性もあるとみている。近畿大の入谷明名誉教授は「長年取り組んできたマンモス復活に向けて、大きな一歩になりそうだ」と話している。
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