【遺伝】なぜ精神疾患は進化の過程で取り除かれなかったのか?[03/04]
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うつ病や双極性障害といった精神疾患は、発症したほとんどの人に多大な負担を強いるのものであり、時には命を脅かすこともあります。「そんな精神疾患がなぜ進化の過程で人間から取り除かれなかったのか?」という疑問について、アリゾナ大学の進化生物学者であるランドルフ・ネッセ氏が解説しています。
Susceptibility to Mental Illness May Have Helped Humans Adapt over the Millennia - Scientific American
https://www.scientificamerican.com/article/susceptibility-to-mental-illness-may-have-helped-humans-adapt-over-the-millennia/
記事作成時点ではアメリカ人の5人に1人が精神的な問題を抱えており、全アメリカ人のうち半数が一生の間に少なくとも一度は精神疾患に見舞われるとのこと。しかしネッセ氏はさまざまな精神疾患について、「遺伝上の欠陥や過去のトラウマ」だけが原因ではなく、「遺伝子が自然選択した結果」として発症しているものが少なくないと考えています。
ネッセ氏は「Good Reasons for Bad Feelings(不愉快には理由がある)」という著書の中で、「人間の進化の過程が精神疾患を生み出した」という考えを取り入れることが、患者と医師の双方にとって有益だと述べています。うつ病や強い不安といった感情は進化の過程で人間にとって有利に働いてきた感情であり、統合失調症や双極性障害は有益な形質の発現に関わる遺伝子変異が関係しているかもしれないとのこと。
「Good Reasons for Bad Feelings」の中で、ネッセ氏は精神疾患が進化の過程で人間にとって有益なものであったことから、今日の人間にも除外されず引き継がれていると考えています。しかし、人間の社会はここ数千年で大きく変化しており、長い期間を経て培われてきた感情の反応が、現代社会においても常に人間の利益になるとは限りません。
たとえばネッセ氏は「気分が落ち込んでやる気を喪失してしまう」という精神的な問題について、人間にとって有益となる2つのパターンを示しています。1つは「うまくいかないことを諦め、無駄なエネルギーを消費しないようにする」ということです。人間を含む有機体にとって、達成不可能な目標を目指してエネルギーを消費することは大きな無駄となります。そこで、やることがうまくいかない際に気分が落ち込んでやる気を失うことで、無駄なエネルギー消費を抑えられるというのです。
もう1つのパターンは、「うまくいかない方法を諦め、戦略の変更を検討させる」ということ。これも結果的には無駄なエネルギー消費を抑えることにつながるため、限られたエネルギーでより長く生存するためには重要なものとなります。しかし、現代社会においては人間が生き抜くためにナッツやフルーツ、獲物といった食料を探し求めることはほとんどありません。そのため、エネルギー消費を抑えるためにやる気を失うことは、現代社会においてそれほど生存に役立たないとネッセ氏は指摘しています。
食料獲得の代わりとして、人間は社会的成功などを追い求めるようになっており、数万年、数千年前よりもより複雑な社会を生きています。憂うつな気分はうまくいかないことを諦め、うまくいくことに焦点を向けさせようとしてきます。ネッセ氏は「必ずしも『今やっていることは無駄だから諦めろ』という内なる声に従う必要はありませんが、少しだけ耳を傾けて、今やっていることについてじっくり考え直してみるということには意味があります」と述べました。
ネッセ氏は精神疾患が進化の過程で取り除かれなかった理由が、少なくともある面では人間の進化と生存に有利だったからだと考えています。しかし、だからといって「抗うつ剤などで精神疾患を治療しようとするのは自然に逆らうものだ」と主張しているわけではありません。通常の医療ではセキや熱、吐き気といった体の防御反応を薬で抑えるべきか、体の防御反応に任せるべきかについて、反応を無理矢理押さえつけた際のコストと症状緩和による利益をてんびんにかけて考えます。これと同じように、精神疾患も薬によって抑えた方が結果として利益が大きい場合は、積極的に薬で治療するべきだとネッセ氏は考えているとのこと。
「私が著作などで『憂うつな気分が人間にとって有益だった』と述べていることを知って、『ネッセ氏は薬剤などを用いた精神疾患の治療に反対しているのだ』と考える人がいます。しかし、私はこれと正反対の考えを持っています」とネッセ氏は述べています。憂うつな気分がその人自身にとって助けとならないのであれば、薬を用いて気分を改善させることが大事だとネッセ氏は主張しました。
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20190304-mental-illness-helped-humans-millennia/
続く) 精神科疾患の診断は曖昧過ぎていけない
社会的な影響が診断を左右することも多いし
医療者によって診断が違ってることも多い
白黒二分法ができない、医療では珍しい分野
それだけ未開ともそれだけ難しいとも言える
それだけ医療者の成績も見極めにくい
治療件数と治療成績で序列可能な外科の対極 多数である事が正常であるという定義により異常という存在が生まれる 今の日本は 心身健全な人の方が少数派ですよ。
全方位 しんどい、面倒臭い人間ばかりで 疲れる。
親兄弟親族さえ 疲れる〜〜〜
「本を読まない 話を聞かない モノを考えない、
犯罪ではないのか?」
と つい声を荒げてしまいそうになる。
人間に会いたい・・・人間に育ててほしかった。 正常が居ないから 区別ができないだけでしょう。
しっかり本を読んでいる人も
養老院へ入る気まんまんで、
どんな人に会えるのか楽しみだと言う。
そんな老後は 結果であって
目的にするのか?
迷惑かける気 まんまん
甘ったれて暮らす気 まんまん ぞっ。
「人様に お尻を向けてはいけない 失礼だ」
そう教えられてきた私には
お尻を見せる気 まんまんの
全員が 変態に見える。 基地害と天才は紙一重というからな。
基地害になる遺伝と天才になる遺伝は共通あるいは同じであるとしたら、
基地害が取り除かれてしまうような環境あるいは社会的環境では天才も
取り除かれてしまい、社会の進化が疎外されるからかもしれない。
異端を許容する社会でなければ、進歩は望めない。
基地害は神憑きとして、神から啓示を受けたあるいは神の乗り移り・代弁者
として神に操られている存在だと信じられていたら、基地害を除去することは
できず、むしろシャーマンとしての地位を得るぐらいだろう。
理解できない思想、支離滅裂な思想や言葉、それらは人智を越えた神が何かを
人類に語りかけようとしているが受け止める人類の側にはその真意がとれない
と思えば、むげには否定できない。理解できないものには神秘の衣が付くのだ。 アメリカのような豊かな国には後進国から大勢の人間が移り住む
その結果白人が追いやられ有色人種の割合が高まっていく
逆に先進国から後進国へ移り住むことはない
結果劣っているはずの後進国の人種の遺伝子の方が増加し
優れているはずの白人種の遺伝子が減少するという矛盾が起きる
白人が怒るのは当たり前である >>32
逆に太古の猿の先祖が現在の猿と違ってないとどうして言える?
化石だけじゃわからないことだってあるんだぞ >>158
アメリカ大陸は 有色人種の先住民が暮していたの。
優れた白人様が大挙押し掛けて来て
先住民を殺戮して 黄金を収奪して暮らしてる、
私の認識では そうなってるんですけど? >>160
先住民を欧州人が虐殺したのは南米のインカで、実行したのはスパニッシュ。
北米のアメリカ合衆国のあたりはそもそもヨーロッパで迫害を受けてたピューリタンが避難してきた土地で、なので異民族にも理解はあった。
って、義務教育で習ったよね? 痛みや恐怖と同じって事でしょ。
ただ双極性障害なんかはその危険を察知して行動を抑制する機能が暴走してんだと思うけどね。
双極性障害だから生き残ったとか繁殖したとかではなくて。 障害の意味を調べろよw
現代社会で困ってるから医療の対象なんだよ。
双極性障害は更にいうと性格や認知判断の特性を示すものじゃない。
家庭医書の一冊でも読んだことないのが、勝手解釈披露してもアホに見えるだけ、、と書いて思ったけど、そういう自覚もなく書いてるんだろうな。
医療関係ない性格分析(笑)でいうと、上の人みたいなのが、よかれと思う独り合点で人を殺したりするんだよね。 まだまだ出来たてホカホカのとこでしょ人間て
数千年後にはなくなってるだろ 神憑きということばがあるように、神が憑依して人にとりついたと
思われる場合など、むしろ有り難がられて、予言者とか神官になれたり
したわけだろう? 実際には癲癇だったり、精神分裂病だったりしただけなんだろうが。
ジャンヌ・ダルクも青年期の精神分裂病だった可能性が高いという。 >>167
そう考えると
双極性障害の易刺激性・易怒性という特徴が
人を攻撃するのを躊躇させなかった
これは近代以前において支配者になるのに
有利な特性だったという理由もあるかもしれないな >>28
進化と退化(とどちらともつかない変化)を引っくるめて指せるシンプルな言葉があると良いんだけどねえ と言うか、進化論はなんか間違ってるんだろう。
(宗教うんぬんの話じゃなく)
お湯を混ぜていって、熱湯を作る例えじゃないが
たとえばこの三毛猫を交配していき、
きれいなキジトラに戻せるか……って話。
https://www.youtube.com/watch?v=eE1-qFqeVr4
たぶん、人為淘汰でも難しいんじゃないかって思うけど
それを、長い時間さえかければ自然淘汰で
出来るはずだって言ってる訳だ。
おそらく、退化やマダラ・特殊化(嘴がヒン曲がるとか)に
なるのは、自然淘汰で説明つくけど
そうでない、抜本的な技術的な向上は
何かシステムからして違うんだろう。 ある一定の確率で生まれるから?
環境によって、確率は変化するけど >>170
進化論は「三毛猫がキジトラになる」と言っているのでなく、
「三毛猫もキジトラもいるが、環境によりキジトラが生き残る」と言っているんだよ。
街のハトを見てみればいい。
昔いた白いハトはカラスに襲われるのでいなくなり、灰色のハトばかりになっただろう? >>172
いや、それとは違う。
基本的なトラガラは、
秩序だったデザインだ。
たまたま、この絵が選ばれたってもんじゃなく
このガラになるまでに、
どう交配すれば出来るかって話。
それに白さで言うなら
シロサギの例もある。
そもそも鳥の羽のデザインなどは
いちいち自然淘汰や性淘汰で
合理的に解釈しようとするのは
無理なんじゃないかって思う。
保護色系なら、わかりやすいが
それ以外は説明つかない事だらけだ。 >>174
>基本的なトラガラは、
>秩序だったデザインだ。
>
>たまたま、この絵が選ばれたってもんじゃなく
>このガラになるまでに、
>どう交配すれば出来るかって話。
交配してトラネコが生まれたのではない。
たまたま生まれたトラっぽいリビアヤマネコの祖先が草原生活に適していた結果大いに繁栄し、
無地やブチガラは生き残れずにトラっぽいのだけになった。
今度はトラっぽい奴の間で競争になり、その結果、草原でカモフラージュ効果が高い、
秩序立ったトラ柄が生き残り、リビアヤマネコは今の柄になった。
そのリビアヤマネコの柄をそのまま受け継いでいるのがトラネコ。猫の基本形。
草原生活を辞めてトラ柄である必要がなくなり、変種として生まれてきたのがミケ、ブチ等。 キリストは統合失調症。ブッダも統合失調症
ムハンマドは基地外のフリした悪人 >>175
そこが問題なんだな。
たとえば、建物を建てる場合に、
大きな屋敷を建てるのと
小さな小屋を建てるのじゃ技術が違う。
大きな屋敷も小さな小屋も同じものだ。
望ましい物が立ったとすると、つじつまが合わなくなる。
動物だって、そうで。
例えば、大きな生き物が
成立するなら、いくつもの問題をクリアしないといけない。
(より小さい生物も場合によっては、そうだ)
生物学ですら高等生物って言い方をしてる訳で。
高度か低度かをわけてる。
絵を描くにしても、不規則なガラを描くのは簡単だが
規則性のある、うまい絵を描くのは技術がいる。
ダーウィニズムってのは
このあたりをかなり単純にしてしまってる。
退化や劣化なら進化論で説明できるだろうが
逆は……かなり難しい。そういう話をしている。 その精神疾患に繋がるメカニズムが哺乳類の最大の特徴かつ繁栄した原因だよ。
哺乳類は大脳辺縁系の論理思考を軸にして考え、行動する。
論理思考は人で言えば言語化できる思考。
それで住みやすい生息環境の条件を考えたり、天敵の痕跡に気づくことができ、一代で生活様式を変えていくことができる。
しかし、論理が通じるものばかりじゃないから、論理脳だけだと理屈が通らない時に何もできなくなる。
それを防ぐための機構が旧皮質が司る本能の感情。
感情脳は論理思考の停止を感知すると、論理脳を止めて行動を促すための感情を発行する。
敵の襲撃に対して対処ができない場合は動かないように鬱感情、敵に対面し逃げられない時は後先省みない最大の反撃をするように激怒の感情という具合。
この感情脳の介入は、論理脳で対処に成功しない限り、同じ局面で繰り返し行われる。
そのフラグを保持するのはトラウマ記憶という、感情脳の起動スイッチを構成する海馬だ。
しかし論理的対処が成功すると、海馬のトラウマ記憶は消去され、大脳のエピソード記憶に加えられる。
そうするとらこれまで感情的にしか対処できなかった対象を冷静に分析できふようになる。
鬱や慢性的激怒の原因とされるパーソナリティ障害は、本能の感情が固定化されたもの。
それ自体は良くないことだけど、そういう機能が脳になかったら哺乳類は生き残れなかった。
人も哺乳類の本能は濃く受け継いではいるけど、人がパーソナリティ障害に陥り易いのは、感情に立ち向かい、怖さを振り払い、自分で選択して行動するのが苦手だからだと俺は思う。 >>176
最近の研究では、キリストは黒人だった、というのがある
地域考えたら、北欧系の金髪白人はあり得ない
ほぼ完全黒色のアフリカ系でなくても、
かなり濃いアラブ系は十分にあり得て自然 そのうえで考えられるのは精神疾患の遺伝子はないということ。
精神疾患を引き起こしやすいなんらかの遺伝子があったとしても
それはその個体が育ったり置かれた環境によって
ほぼ中立・中立・ちょっと有利・かなり有利の範囲を移動する可能性があり、
そうだとすれば、その遺伝子はその種の遺伝子プールで低頻度にはなっとも
完全に消滅することはないということかもしれない。 臨床心理の分野では、HSPという、精神疾患になりやすい
感覚のするどい人がどこの国にも一定割合いるということが言われているよ
遺伝調査するにも優生学的に見られたり結構厄介な問題が絡んで中々進まないと思うけど 天才の遺伝子を持つ99%は狂人になり
残り1%はて天才になる
およそ統合失調症の発祥が100人に1人とすれば
万一で天才が出現する
遺伝子が淘汰されれば天才もいなくなるので
保存されているんじゃねえのか? 分裂病-統合失調症は一定率いるっていうな。ニューギニアの部族にもいるらしい
巫女とかシャーマンで機能したんだろうと言われてる 火病は無駄なエネルギー消費だけじゃないのか?
これも進化のひとつだと? >>188
いるのは病気になる確率がほかより高い人。
病気になるかどうかは時代と環境によって大きく違う。 遺伝的に痛風持ちなハゲらしいが
進化の過程で無くならなかったのは
ハゲにも利点があるからなの? この手の議論で疑問に思うのは、精神疾患が数万年レベルのロングレンジの問題なのか、エピジェネティックな数世代レベルのショートレンジの問題なのかが確定しないうちに、ロングレンジの問題として捉える事で人の本質を規定するものとして過大評価してはいないかという点。
こういう議論は、時間的遠近法というか、時間のレンジ設定をもう少し丁寧にやってくれるとありがたいわなぁ。 そう思うならHSPという言葉と社会契約説ブーム以降以前の精神疾患の扱いの違いを調べてくれ >>191
シラミがわくからかも。
中世ヨーロッパでは、貴族はみんな髪剃ってカツラ被ってたらしいじゃん。 人間が増えすぎないようになってんじゃないの
バッタの飛蝗みたいに個体数が過密になると発現するとか 一定数発生しといたほうがええやろ。という神の意志だろうなあ。排除した結果、新たな階層構造を作って同じ役目を与えるし。 生殖に不利なLGBTでも、消滅せず一定数湧く
同じような仕組みなのかも いま居る精神異常者を一掃してゼロから観察してみたらきっといろいろ分かるよ 1. 劣勢発現(両親から同じリスク遺伝子を受け継がないと発現しない)
2. 発生段階から社会環境まで、なんらかの環境条件が揃わないと発症しない
3. リスク遺伝子はありふれた変異によって比較的頻繁に生じるので、
自然淘汰によって取り除かれてもまたすぐに生まれる
1.2.3.が揃えば、自然淘汰だけで絶滅することはなくなるのかも。 >>193
精神疾患はその時時の社会的制約。一世代の30年位で基準は変わる
それくらいに思っといた方がいい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています