【軍事技術】「戦車の母国」イギリスになぜ「史上最悪の戦車」ができたのか 試行錯誤の証とは?[02/22]
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イギリスは「戦車の母国」というだけあり、目指したものは理解できても、なぜそうなってしまったのかという失敗作も多数。「大英帝国の暗黒面」とも称される、試行錯誤の歴史を紐解きます。
■母国ゆえの、失敗の数々
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イギリスは「戦車の母国」といわれます。第1次世界大戦中の1916(大正5)年9月、フランス北部で繰り広げられた「ソンムの戦い」において、初めてイギリス製戦車が実戦デビューしてのち、「戦車」という兵器はイギリスはじめ各国で、試行錯誤が繰り返されながら進化を続けます。
しかし母国たるイギリスにおいても、当然ながら試行錯誤のなかでは、少なくない数の失敗作、駄作も生まれました。
まずは、とにかく長い車体が特長の「TOG2」です。なぜそのように車体を長くしたかというと、第1次世界大戦は塹壕戦だったため、次の大戦もきっと同じような戦いになるに違いないと考えたからでした。
塹壕の幅が広いと、車体長の短い戦車では渡れません。また無理に渡ろうとすれば、塹壕に落ちてしまって行動不能になりかねないのです。敵の対戦車砲や機関銃をものともせずに進み、幾重にも掘られた塹壕を超えて敵陣まで行き、敵陣の至近で占領するための歩兵を降ろす――このようなコンセプトで開発されたため、全長は10.13m、重量は約81tにも達しました。この数字は当時、イギリスにて量産が開始されたばかりの「バレンタイン歩兵戦車」(全長5.4m、16t)や「巡航戦車Mk.IV」(全長6.02m、15t)の倍近くの長さになり、重さに至っては実に5倍以上、重装甲ゆえの鈍重さで知られるドイツの重戦車「キングタイガー(ティーガーII)」の70tを上回ります。TOG2はキングタイガー以上に鈍重で、最高速度は13km/h(整地)しか出ませんでした。
TOG2が計画されたのは第2次世界大戦が始まった後の、1940(昭和15)年のことでしたが、ドイツによる戦車と急降下爆撃機をメインとしたスピード重視の「電撃戦」戦法が白日のものとなった後も開発は続き、試作車ができあがったのは翌1941(昭和16)年になってからでした。すでに独ソ戦が始まる直前です。しかも、本車の開発改修はなんと1943(昭和18)年まで続いたのです。
結局、そのころには本車のコンセプトは、全く時代にそぐわないものとなっていました。
ちなみに、本車を開発する前に「TOG1」という前モデルも試作していました。その改良型だからTOG2なのです。
■防御力最優先を具現化した「トータス」
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このようにTOG2は、第2次世界大戦中盤には完全に時代遅れのものとなっていましたが、やがて連合軍が反攻を開始し、ドイツの強固な要塞陣地を突破して進撃する必要に迫られると、同じような防御力最強の重戦車が計画されるようになりました。それが「トータス」です。
計画は1943(昭和18)年春から始まり、1944(昭和19)年初頭には設計が完了しました。防御力を徹底的に高めるために砲塔はなくし、車体前面は継ぎ目のない一体構造となっていました。また主砲には、当時最強とうたわれたドイツのキングタイガーも撃破できるよう、そのキングタイガーの88mm砲よりも威力の高い、高射砲改造の長砲身32ポンド(94mm)砲が搭載されました。
しかし、重武装・重装甲に過ぎて、車体は全長10m、重量79tの巨体となり、そもそも最前線にどうやって運ぶのか、その重量に耐えられる港湾のクレーンや運搬用トレーラーを選ばなければならないほどだったのです。
ちなみに、戦力化を急ぐために試作車を製作せず、いきなり量産に入る方法が採られましたが、当然、製造には時間がかかり、陸軍からは25両の生産命令が出たものの、大戦終結の1945(昭和20)年までに6両が完成しただけでした。
結局、第2次世界大戦には間に合わず、その後、各種テストが繰り返されましたが、現代戦には適応しないと判断されてしまいました。
乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/83695/4
続く) でも試作車って夢があるよね。
砲身2門を無砲塔式で直付けしたり、
二連接車体で全車両に砲塔乗っけたりw
特殊戦術に特化すると
バンドカノンやstrv.103とかたのしすぎる。 重くて足が遅いと一番問題になるのは 前線まで自力で行けないと言う
最初から仰天だったのは MarkWまで エンジンの排気が車内で一酸化
中毒で車内全員が倒れたとか 鉄板の鋲に敵の砲弾が当って車内を鋲
が弾丸のように飛びまわったとか 【ほらみろ人工地震じゃないか!】 鳩山ポッポ″由紀夫「CSSが原因、中止せよ」 ⇒ 直後に地震
https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1550888671/l50
同じところで2度も大地震が起こるわけがない WW2イギリス戦車といえば欠かせないのは
主砲が徹甲弾か榴弾のどちらかしか撃てないという不可解仕様だろう
マチルダ歩兵戦車にちゃんと榴弾砲装備しておけば
もうちょっと何とかなっただろうに >>54
全速で突っ走りながら射撃してたのは
レマゲン鉄橋に出てきたM24ちゃーフィーか
第二次大戦には間に合ってるはずもない戦車だが
M5かなんかの代役で出てきた
自衛隊でも使ってたがミニパットンみたいでかわいい
戦車としての性能はともかく >>73
イギリスの評論家あたりが中心になって
選んだWW2の最良戦車はT-34だったんだが、なぜに誰も
指摘しない 存在すら忘れられてるのか >>54
いつでもそんな戦術でよければ、本気で自衛隊も
WW2のドイツ軍の自走砲/駆逐戦車タイプの配備を考えてみるべきかもね
あれは成り行きで広くドイツ軍に配備された特殊な例かもしれないから
自衛隊でも同じく有効に使えるんだかわからないが >>97
T34-85なら確かに。
その前のT34は砲塔に人が足りなくて実践能力は残念なことに
私的にはドイツの5号戦車。ギアボックスが弱いが、以外と安く作れてるし武装も強化できる余地あったからな。 >>63
> 日本からは潜水艦と戦車を売るとして
戦車はいらんだろwまだF2のが興味はあるだろうよ
> 英国からは何を買う?
技術や考え方かな >>15
あまり一般には知られてないが実は原爆開発もイギリスが深くかかわっている
もしイギリスが協力してなければ大戦中に原爆が完成することはなかったろう、と言われてる
それどころか、開発すらなかった可能性すら >>15
ジェットエンジンはドイツの技術供与があってのもの
しかも、そのターボジェットのネ20もレーダーもクソ性能だったけどな
アメリカは戦後賠償の代わりにドイツから大量の特許を本国へ持ち帰ったが
日本からは見るべき技術無しという事でほぼ特許の持ち帰りなし
航空機技術を禁止にしたのもコピー品程度は作れるだろうということで
禁止しただけだろw クソみたいなもんもあればいいもんもある。振り幅が広いのは悪いことじゃない。 >>106
>ジェットエンジンはドイツの技術供与があってのもの
図面の大部分と実物のエンジンが入手出来なかったのに? WOTでは強かったマチルダは足が遅くて硬いのは一緒だがWTでは微妙
バレンチンの車体を利用した駆逐戦車アーチャーは前進激遅で後進普通
これは車体の構造上、砲塔を付ける時に後ろ向きに付けたからだが
3インチガンキャリアーはメチャ硬いが砲がいまいち
WarThunderで遊んでいるが、長く愛用しているのはCrusader Mk3 >>108
図面の一部と実際にジェットエンジンで航空機を飛ばせるという
情報だけでもだいぶ違う
図面も写真もドイツからの通信も全く無かったら
当時の日本じゃジェットエンジンなんて作ろうとさえしなかったと思うぞ? 先人は試行錯誤の末に新たなものを生み出すものだ
後から真似るだけなら何とでも言える >>111
ん? 論文が発表されて世界中で開発進められてたぞ。
ネ20に先立ってネ10、ネ12を開発してたんだし。 敗戦ドイツは連合国にとって先進技術の宝の山だった。
多くの技術者を競って自国へ連れ帰った。
かたや敗戦日本には持ち帰るべきものなどなーんも無かった 今までで世界で最も美しい戦車は
チーフーテンな。
俺は何回もお前らに言ってるよな? >>113
そのネ10、ネ12は実用とは程遠い代物だろうが?w
1944年12月の段階でもまともに動いてなかったしな
当時の日本も殺人光線とかいかがわしい研究も含めれば色々やってたけど
ほとんどモノになってない
ジェットもドイツの先行検証が無きゃ飛ばすまで行ってねえよw
モノにならないガラクタでもやったことには違いないと言い張るならその通りだね
としか言えない >>117
>そのネ10、ネ12は実用とは程遠い代物だろうが?w
検証用だから。寧ろ検証機も作らず一発で動かしてたらパクリだな。 >>48 確かに。たとえばイギリスがテニス強いと思い込んでる人多いよな
ウインブルドンがある国だけどそこで英国人が全く優勝してないという イチローに変な凡退がおおいという理由と同じようなもんだろ
たくさん開発してりゃトンデモの数もそりゃ多い差 >>118
ネ12は検証用じゃねえよw
実際に積み込む予定で作ったけど推力がしょぼいうえにまともに動かないガラクタ
どうにもならくなったところに、BMW 003の情報が入手できて一からやり直して作ったのがネ20だよ
ちゃんと調べてから反論しろよ? >>121
あ、そう。じゃ開発中の試作機。
丸に載ってた開発者の記事とほぼ同じ↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ネ20_(エンジン)
当時日本では、「TR10」あらため「ネ-10」、続いて「ネ-12」エンジンの開発が進んでいたが、「「ネ-12」エンジンは中途半端なので一切ご破算にし、出直す方が賢明である」として、BMW003を参考に、新たな「ネ-20」(推力475kg)の開発に着手する事となった。
ただしBMWエンジンの図面を見た開発陣は、ネ-12エンジンの開発の方向性が間違っていなかったとして、かえって自信を取り戻したという。
実際にもネ-20開発はゼロからのやり直しではなく、ネ-12開発の経験が生かされており、外部の技術を参考にした開発計画の継続と言える。1945年6月ようやく完成に漕ぎつけた。 >>119
運動系ならサッカーだってラグビーだって弱くはないが大したことないよw
陸上とかで強い選手がいてもアフリカ系だったりするしな
昔はゴルフとか強かったけどそれぐらいか
てかそもそも、内容的にスポーツで比較するのっておかしくね? >>122
俺が書いてる通りだなw
日本に短期間でまともなジェットエンジンを作る余力なんて無いから
ドイツの技術供与はありがたかっただろうな >>124
>俺が書いてる通りだなw
は? 参考にならなかったってことだぞ。
「ただしBMWエンジンの図面を見た開発陣は、ネ-12エンジンの開発の方向性が間違っていなかったとして、かえって自信を取り戻したという。」 >>125
何が参考にならなかっただ、アホw
ドイツからの技術供与があったからどう作ればいいか決断できたんだろ?
それが無かったら時間切れで航空機に搭載できる代物なんか
出来てねえよw
俺が延々と書いてる通りだよw 日本と同じで、島国だから、他国に比べ相対的に海軍への資源配分が多くなされた
早い話、陸軍の兵器開発は後回しにされる確率が高かった
WW1で戦車開発を進めたのは海軍大臣チャーチルで、海軍が陸上軍艦として開発した 戦車を発明したって言っても現在に通じる形を作ったのはフランスっていう >>129
普通と逆パターンだな。
フランス人が最初にアイディアを出したけど、
フランスでは後が続かずイギリスとかドイツで発展したものの方が目立つ気がする。
エッセーとか動物行動学とか。 >>126
こいつチョソか。
既に同じモノ作ってたんだ、つうの。
図面の一部しかないのに作れるわけなかろう。 >>131
既に同じもの作ってたなら何故一から作り直してるんだよ?
お前の方こそ話にならねえよw
お前の主張が正しいというならドイツからの情報が無くても
終戦前にジェットエンジン積んで試作機飛ばせたっていう根拠示してみろよ?ん? パンジャンパンジャンパンジャンパンジャンパンジャンパンジャンパンジャンパンジャン ソナーも原理はフランスだったきがす
ランジュバンの振動板だっけか TOG2自体は失敗作だけど
歩兵を安全に戦闘地まで輸送する歩兵戦闘車の先駆けかもしれない
失敗には後世の成功が隠れている >>1
砲塔の無いやつもろにドイツやソ連の影響受けてるだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています