【生態/経済学】マウスもサンクコスト(埋没費用:損切りできない心理)嫌う? 「せっかく」の心理明らかに 研究[07/17]
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【7月17日 AFP】経済学では、人は何かのプロジェクトなどに時間やお金を費やしている場合、たとえ成功の見込みが低くても、
なかなか手を引けない傾向にあることが知られている。マウスとラットも、
それと同じような「弱点」を備えているとみられること示す研究が12日、米科学誌サイエンス(Science)で発表された。
経済学者によれば、これには、「サンクコスト(埋没費用)」と呼ばれる要因が関係している。
例えば、ある国営事業がもはや国益にかなっていないにもかかわらず、
せっかく多額の資金をつぎ込んできたのだからという理由だけで資金を投入し続けるのは、意味がない。
長年、研究者らは、こうした問題で動物も人間と同じように行動するのかを研究してきた。
つまり、それまでに労力を費やしたというだけの理由で、対象物に執着心を抱くのかどうかという問題だ。
米ミネソタ大学(University of Minnesota)の神経科学、心理学などの三つの研究室で、マウスとラット、
そして人間についての共同実験が行われた。
論文の共著者、ミネソタ大学のデービッド・レディッシュ(David Redish)教授(神経科学)は結果について、
AFPの取材に「マウス、ラット、人間はいずれも、かなり似たような振る舞いを見せた」と話した。
■「せっかく」たどり着いた、「せっかく」待ったのだから…
マウスとラットは、迷路の四隅にある「餌場」で餌がもらえるよう訓練を受けている。
実験中、「オファーゾーン」と呼ばれる場所にたどり着くと、餌を与えられるまでの待機時間が音で知らされる。
「オファー」を受け入れる場合、マウスやラットは、待機エリアに移動する。そこではカウントダウンのサウンドが流れ、
1秒〜30秒間待たなければならない。この実験を受けるまでに、サウンドが何を意味するかは訓練で教え込まれている。
一方、人間の場合は、餌の代わりに動画が用意され、子猫や風景、社交ダンス、バイク事故の様子などを見ることができる。
視聴できるまでの時間はダウンロードバーで示される。参加者は「オファー」を断り、そのまま次の部屋に進むこともできる。
実験では、マウスやラットは、人間と同じく、いったん待機状態が始まると、
その待ち時間が終わるまで待ち続ける傾向にあることが分かった。
「すでに待っていればいるほど、最後まで待ち続けようとする傾向が強くなる」とレディッシュ教授は指摘。
それは、行列に並んでいる人間によく似ている、と話した。
だが、待機にコストがかからないわけではない。実験全体の時間には限りがあるからだ。
つまり、マウスやラットがたどり着いた餌場で餌が出るのを待てば待つほど、実験中に食べられる餌の量自体は減ることになる。
だがこの研究には限界がある。参加したのは65人の人間(大学生)とマウス32匹、ラット32匹のみで、
それぞれに与えられたタスクも全く同じではない。とはいえ、さらなる実験への道を開いたといえる。(c)AFP
※埋没費用〈サンクコスト〉(まいぼつひよう、英: sunk cost 〈サンクコスト〉)とは、
事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/320x280/img_a18a3c997509dc0d5e0453f1cb537682100827.jpg
AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3182620 >待てば待つほど、実験中に食べられる餌の量自体は減ることになる。
これを理解しても待っているのか?
これが理解できないから待った方が得だと思って待っているんじゃねーの?
赤字の公共事業は赤字が明白であり、なんか違う気がする >>5
損切していく投資手法と
ほぼ永久的に保有していく投資スタイルがあるからな。
損切してガンガン回す投資手法って、証券会社の調べて98%くらいが損して退場していくww 行動経済学というやつか?
しかし経済合理主義的な主流派進化論者はこれに納得するだろうか? 自然淘汰はなぜこういう行動形質を生き残らせてきたのだろうか? これってミッション中の深層学習ロボットでも起きるらしいな >>8
面白い発想だ、
確かに待てば損して死ぬなら、こんな行動原理は残らない 執着心は多くの場合に報われるというだけでしょう
悠長に待っていられるなら待つべきでしょう
諦めて逃げなくちゃいけないような明白な危機的状況ならネズミだって逃げる
待てるけど本当は退くべきって状況は自然界ではそんなにないと思う すごいつまらない映画だけど
せっかく1500円払ったんだから最後まで観よう
ってのと一緒かね? 怪人二千面相だかなんだかの映画は、ファッショ政治とスラムの描き方が不愉快で腹立って3分で出た。
サンクコストは度外視する訓練がなされているので、嫁が出てくるまではSCの散策と覚えたことの記憶付けに利用した。
1日で覚えられることは少なく、英単語で最大5個、例文で1つ程度だ。
暖簾は英語でgoodwill、あとdiscipline自制心、disappoint落胆する
割と当日の出来事と一致していて記憶定着に成功した ラットはやりつづけるな。これ、サルでやると違う。あいつら諦め早い >>6
永久的に保有する手法は全員損してるなんておちじゃないだろうな。 >>13
しょうもない映画だと(特に邦画)、時間の方が勿体無い。 さっさと出ること
不味いラーメン屋なら不味いとラーメンと判断し一口食べて残すこと
感情にとらわれず。何が大切なのか優先すべきかを判断すること >>13
そのとおり
現在の意思決定において、どうあがいても返ってこない
お金を考慮するのは合理的ではないという考え方。 >>8
「諦めたら そこで試合終了ですよ」
という状況も現実に存在するから、
一見成功確率ゼロでも取り合えず頑張ってみる
という行動自体は意味が無いわけじゃない。 >>13
〈猿の惑星〉の試写会で、異星生物が英語を話しているのを見て、
「こりゃダメだ」と判断して帰った評論家が居たらしい。
最後まで見たら、英語を話していた理由も判明するんだが。 サンクコストって何しようが既に発生していて、回収できないんじゃ? >>8
正確な未来を予測出来るなら損切りしないことはリスクにしかならないけど現実世界で正確な未来を予測することは不可能に近い
つまり>>25こういうことがわりと多々ある
実験は閉じられた空間で不確定要素を排除するから未来が予測出来ているから待つことがリスクでしかない状態を作り上げている
という気になっているだけだね ちなみに損切りしないのは大まかに2パターンある
続けることで利益がある、現状よりマシになる可能性を捨てきれない
または「問題の先送り」だね
前者は動物も人間も本質は変わず実験のマウスもこれ
無知無知ゆえの可能性
人間を発展させてきた重要な要素である
後者はその愚かさとは裏腹に生物的にはかなり高次じゃないかな
未来の損失を予測し「今」と天秤にかけてる
損失を確定させることは損失を意識してしまう、損失を確定させなければ損失を意識しないで済む
というダメ人間の習性だがやってることはずいぶん器用なことしてるんだよね
言語表現可能な概念的思考、頭の中で言語の組み立てを意識することで直感的状況判断を意識しないようにする
本能的なものに逆らっているわけだから知性を本能の対義語とするのならある意味とても知性的な行動と言える でも成功している会社は業績に関係なく地道に儲け度外視で研究開発に投資し続けた会社やん
ソニーだって業績回復の原動力は他の企業が損切りしたcmosや半導体関連
アップルもosからハードまで無駄とも思えるような自社開発にこだわった結果
自社で研究開発を怠ったら開発力のある企業を買収しても生かせず大損して手放す羽目になってる 最近買ったマウス使いづらいんだけど折角買ったのでもったいないから無理して
使ってる。 >>1
Xbox部門で毎年20億ドルの赤字だしてるマイクロソフトがいまだに損切りできてないのも
コンコルド効果(サンクコスト)だろう
マイクロソフト運営陣の頭はネズミ並だな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています