東京電力福島第一原子力発電所で汚染水などを貯蔵しているタンク868基のうち、
漏えいのリスクが高い「組み立て型」のタンク69基が、既に耐用年数の目安の5年を超えて使用されていることがわかった。

 東電は、耐久性の高い「溶接型」のタンクを設置し、組み立て型からの移し替えを急いでいるが、増設用地が不足しており、
旧型タンクの使用継続を余儀なくされている。

 組み立て型タンクは鋼板をつなぎ合わせた簡易な構造で、漏えいが起きやすい。
つなぎ目の部材などが劣化するため、耐用年数は5年程度とされている。

 現在、組み立て型は97基(容量約10万2000トン)あり、
うち69基(同約7万3000トン)は既に設置から5年が過ぎている。
今年度中に80基分を溶接型に移す計画だが、一時的に92基の組み立て型タンクが耐用年数超えとなる見込みだ。

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読売新聞
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