世界各国で開発が進められている量子コンピューターに匹敵するという
桁違いの計算能力を持つ新型の国産コンピューターが実用化されることになりました。
宅配のルート選択やがんの治療など幅広い分野で活用が期待されます。

量子コンピューターは、カナダのベンチャー企業が、
膨大な数の組み合わせから最適な解を選ぶ「組み合わせ最適化問題」の処理に特化したものをすでに実用化しています。

大手電機メーカーの富士通は、この「組み合わせ最適化問題」を従来の電子回路を使いながら、
量子コンピューターに匹敵する能力で処理できるという新型のコンピューターを開発し、
今月からサービスの提供を始めました。

量子コンピューターと違い、部品を超低温に保つ必要がないため、
大がかりな装置がいらないのが特徴だということです。

富士通では、人手不足が深刻な宅配業務を効率化するために最適なルートを選んだり、
がん治療で放射線を当てる最も効果的な角度を決めたりする場合など幅広い分野で活用できるとして、
2022年度までに1000億円規模の事業に成長させる計画です。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180521/K10011447381_1805212301_1805212306_01_02.jpg

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180521/k10011447381000.html