ハーバー・ボッシュ法のお陰で窒素肥料を大量に作れるようになったからなあ
爆薬製造とセットの技術だったが

かつては米なんて何も作れなかった北海道が、面積のお陰もあるが今や日本の米生産で新潟や秋田と並びトップを争っている
更に北海道の米なんて20世紀末でも不味いものの代表だったのに、今やゆめぴりかやななつぼしなんて特Aで、
魚沼コシヒカリを超えるほどになってしまった

そもそもコメ、いやイネ科植物の種子の胚乳はアミロースが多いかアミロペクチンが多いかでウルチになるかモチになるかが決まってて
その遺伝子座は別の所にあって決して中間のアミロース量にはならない!というのがイネ栽培が始まって以来20世紀末までずーっと常識だったのに
その変異を連続化する遺伝子が見つかって、低アミロース米なんてものが世に出てしまったから
北海道産の米にも一気にチャンスが回って来たんだよなあ
これも科学技術の進歩のお陰ですよ