【宇宙開発】米チームと契約のロケット「エレクトロン」、打ち上げ成功 月面レース
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http://www.asahi.com/articles/ASL1Q32PDL1QUBQU00T.html
米国の宇宙ベンチャー・ロケットラボ社が開発していた新型ロケット「エレクトロン」が21日、ニュージーランドから初の衛星打ち上げに成功した。同ロケットは、民間による月面探査レースで、米チームの探査機の打ち上げにも使われる。
同社によると、エレクトロンは小型衛星の打ち上げ用の2段ロケットで、長さ17メートル、最大積載量は225キロ。現在、5機が製造中という。
同社は、月面探査レースに参加している同国のチーム「ムーン・エクスプレス」と、探査機の打ち上げ契約を結んでいる。米チームは探査機の完成を発表していないが、準備などが順調に進めば、3月末の期限までにレース課題をクリアできる可能性が出てきた。
日本のチーム「HAKUTO(ハクト)」は、インドのロケットで探査機を打ち上げを予定している。広報担当・秋元衆平さんは「また一歩、民間の宇宙産業が前へ進んだ。打ち上げの機会が増えて、価格も下がり、新しいプレーヤーが出てくることで民間の宇宙活動が活発になる。ムーン・エクスプレスの健闘も期待している」と話している。(田中誠士)
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180122002393_comm.jpg ペイロードといっても同じLEOで比較すると全然違うか。 >>20
具体的にどういうことなのか説明してくれ。 LEOは宇宙ステーション程度の高さの軌道の事で
そこに何kg運べるかがロケットの打ち上げ能力のまあわかりやすい指標になるわけだな。
勿論大きいロケットなら10tとかもっと運べるんだけど費用も100億円(今安いのなら60億とかかな?)とかしちゃう
こいつはなんでも6.6億で400kg運べるそうでこのクラスの中でも優秀そう?と思いました >>21
LEOはlow Earth orbitの略、高度2,000km以下の地球周回軌道
比較的小型のロケットでも軌道に人工衛星を投入しやすい高さ
低軌道と言っても人工衛星が軽いに越したことはない
LEOに400kgの投入出来るってことはそこそこパワーのあるロケットってこと 「エレクチオン」、勃ち上げ成功
と瞬時に脳内変換された >>22
数字の間違いじゃなければすごいな
打ち上げ能力400kgのロケットが6.6億で済むなんて価格破壊だ
実際安い >最大積載量は225キロ
月軌道まで行くロケット+月着陸船+月面探査車を225キロで出来たのか? >>1
ロケットラボのエレクトロンロケット
これはすごく面白い構成
世界初の新しいアイデアを色々取り入れて、上手に性能を上げているチャレンジングなロケットだ
革新の肝は電池駆動の電動モーターのポンプだけど、まずは基本エンジン1台当たりの能力を比較してみるのが面白い
ホリエモンのインターステラテクノロジズ社:
MOMOロケット 装着エンジン 推力約1.2トン
今回のロケットラボ社:
エレクトロンロケット 装着エンジン 推力約1.8トン
JAXA:
SS-520固体エンジン 推力推定5〜10トン
H2B 装着エンジン 推力110トン
イーロンマスクのスペースX社:
ファルコン9 装着エンジン 推力約85トン
イプシロン 固体エンジン(H2B補助ブースター) 推力230トン
NASA:
スペースシャトル補助ブースター 推力1400トン
固体ロケットは推力が大きいが、自重が重く、最高速度も出しにくい
ダンプカーをイメージすると分かりやすい
また、今回のエレクトロン社のエンジン(ラザフォード)は1台当たり推力1.8トン、実はホリエモンのエンジン推力1.2トンと大きくは変わらないが、ロケットとしては200Kgの荷物をISSの軌道まで上げられる
これをベースにして工夫次第で打ち上げ規模を大きくできるだろう 月面まではMX-1っていう最大250kgで30kgをLEOから月面へ届けられるのを作ってるっぽいのかな
どのくらい完成してるんだろう 写真で分かる通り、ロケットエンジン(ラザフォード)はものすごく小さい
ホリエモンのMOMOが推力1.2トン
ラザフォードが推力1.8トンは、見た目通り
ホリエモンのロケットエンジンでも工夫すれば、エレクトロン社と同じように月に飛ばせるポテンシャルはある
https://www.sciencelearn.org.nz/system/images/images/000/003/166/embed/RKT_ART_RocketLab_PeterAndElectron.jpg ファイナンシャルタイムズの記事
Private group in ‘world first’ cheap rocket launch
https://www.ft.com/content/41572f8a-fe4d-11e7-9650-9c0ad2d7c5b5
打ち上げコストは約5億5千万円
重量500kgまでの小型衛星を低周回軌道上まで
(200kg以下の衛星を月まで届けるGoogleのlunar lander計画もある)
イプシロンの実績が打ち上げ45億円で低軌道までの荷物1.5トン、コストダウン目標が30億円だから、250kg当たり5億円で打ち上げ
その半分、荷物500kgを5億円ならエレクトロンロケットには十分に価格競争力がある 3dプリンタでエンジン部を成形したロケットだっけか
どの程度の極限環境に耐えたかはともかく、象徴的だな 日本ではロケットベンチャーが育たないな。
アメリカはNASAの技術と技術者が流れてるけど日本はそういう層が薄いからね。
アメリカは軍事関係の飛翔体技術者も多いし。 ハクトには頑張って欲しいけど、
ちょっと素人というか、根本が利益だす会社と違うから、プロジェクト管理が1番なってないかなと思った。
技術者は、まあ失敗繰り返し繰り返しの生き物だから、大なり小なりテレビに出てたようなレベルなのは仕方ない。 ロケットラボ社の電池と電動モーターで動くロケットエンジン
http://m.aviationweek.com/space/rocket-lab-unveils-battery-powered-turbomachinery
エレクトロンロケットの工夫はエンジンだけではないが、やはり一番の見どころは電動ポンプエンジン
一つの小さなエンジンに、スプレー缶の大きさの50馬力電動モーターを2個装着して、ターボコンプレッサーで燃料を押し込む
画期的なのは、高度な技術の一品物を作ったのではなくて、できるだけ既存の汎用技術を組み合わせて安く単純に作ったことだ
缶スプレーサイズの小さなモーターで50馬力を出すために40,000rpmという高速で回している
このタイプのモーターは切削工具のドリルを装着するモーターではそれほど特殊ではなく、
簡単なカスタムメイド、場合によっては汎用品のカタログから選べるかも知れない
もちろん切削工具に使うので最初から振動対策がなされている
電動モーターを使うことで、
小型軽量化、超高速化、低振動化、大量生産と消費による低コスト、高信頼性、
このポンプ開発の5要素がロケット開発とは別の産業界で最初から保証されている
それ以上に、もっともすごいこと、電動モーターを使った最大のメリットは、制御を分離したことだ
まさに以下の言葉通り
“For us it was really about decoupling that thermodynamic problem,” Beck says.
“And the beauty with an electric turbopump is that it takes that really complicated problem and turns it into software.”
(熱力学の問題を切り分けられたのがポイントだ。電動ターボポンプはこの複雑な問題をソフトウェア開発に置き変えてしまった。)
機械部品の試作と燃焼実験、トライアンドエラーの繰り返し、膨大な開発コストと開発リスク、再開発遅延の問題が、制御ソフトウェア開発へと置き変えられた
これがエレクトロンロケットの最大の特徴だ 機内動力をエンジンからじゃなく二次電池で賄うB787みたいな考え方なんだな・・・ クラスタ制御も楽だったりするのかな?
もっと沢山束ねられるかな NHKではエレクトロンのことを世界初のミニロケットで衛星打ち上げ成功って放送してたが
ラムダロケットの方が小さいのだが……
何が世界初なんだ? エレクトロンが世界初なのは資金調達から打ち上げ場から全て民間ベースってとこか
SpaceXも政府のサポート入ってるしな
エレクトロンの打ち上げ場なんか牧場の一角って感じだし >>43
NHKの記者は
「自分がいままで知らなかったものはぜんぶ世界初!」
と思っているんだよ 民間ミニロケットで人工衛星打ち上げが世界初かな
この手の世界初にあまり意味はない
ただし、ロケットラボのエレクトロンをニュースとして取り上げたこと自体はすごく大きい
同じ5億円程度で、
SS-520はペイロード約4kg
エレクトロンはペイロード約200kg >>4
すごいところってかもともと軽量化が最上命題だったんだからしょうがない 毎日新聞のWebSite
月面探査コンテスト
「勝者なし」で終了か
やっぱりね
そもそも月に行く事が無理でした >>4
デメリット?
ターボポンプ無し、燃料配管簡略化で電池、モーター分重量をかなり相殺出来るやろ
おそらく電池、モーターは汎用品を流用している可能性高いしコストも有利かと >>1
月面レース勝者なく終了って
記事になってるけど
話が違うやん ロケットラボやSS520のニュースが出るたびに
うちもがんばってます、同じレベルのライバルですと
アピールだけするのが堀江ロケット集団w
100kmも飛ばせないうちから
2020年にはこれで衛星を軌道に載せるという計画を慌てて発表w
どうせ中身は無いw >>52
ホリエモンのロケットは実際に希望だよ
推力1.2トンの液体燃料ロケット
エレクトロンは推力1.8トンの液体燃料ロケット
この規模で、とにかく民間が資金のやり繰りをして実際に作ったのは偉業
もちろん同じレベルではないけど、全く土俵に立てないのとは違う >>53
ホリエモン 推力1.2トンの液体燃料エンジン×1
ロケットラボ 推力1.8トンの液体燃料エンジン×9+1
レベルはもちろん違うけど、少なくともスタートラインには立った ホリエモンのはアブレータだから形状的にはシンプル
エレクトロンのは再生冷却だから配管込みで3Dプリントしたんだなカッコエェ >ホリエモンのロケットは実際に希望だよ
いまだに上空100kmも上がらんのに
素人でもとっくの昔に到達してるレベルやで
殆ど堀江信者にとっての堀江を延命に望みをつなぐための希望でしかないからな ホリエモンのエンジンは小さいし、ターボコンプレッサーが無くて加圧タンクのヘリウムガスで燃料と酸素を押し込む方法
他と比べてしまうと技術的にはまだまだだけど、それでも液体燃料エンジンで民間ロケットを打ち上げたことは十分素晴らしいし、意義がある >>58
やらない奴よりはずっと偉いけど、どーやって
エレクトロンロケット相手にビジネスとしてやっていくのかは
全然見えない。
お客は偉いねって言って選んでくれるわけじゃないんだぜ? 規模は全く違うけど、
イーロンマスクのファルコン9
ロケットラボのエレクトロン
ホリエモンのMOMO後継の構想機
近年のベンチャーロケットは、全てが小型エンジンを9〜10個クラスタ化して出力を上げる方法を取っている
昔と比較すれば、コンピュータがほとんどタダ同然になって、複雑なクラスタ制御がハードコスト的にも計算時間的にも可能になったことが大きい
https://www.businessinsider.jp/post-100587 >口だけより、実際にやっている人は偉い
実際にやってる人=ロケットラボ
口だけ=堀江ポンコツ集団
そもそも上空100km程度で
成功したら拍手喝采しようと待ち構えてたメディアがアホすぎる
堀江をどうにか盛り上げてあの絶頂期をもう一度・・・みたいな
アホな執着しかない Falcon9が出来た、それで大きく余所からシェアを奪った、というところまで行ってない
失敗・故障したらリカバリ効きづらいってのがあるから、価格だけじゃなく実績も必要なわけだ
先んじて打ち上げたRocket Labが有利なのは勿論だけど、
まだまだ割って入る余地はある >>62
>ホリエモンが嫌いなのは分かるが、作り話はアカンで
上空100km程度で快挙扱いにしようと身構えてたのは事実w
後発のベンチャーが先に達成してしまったら
その時は大して騒がないだろう 飛行機から打ち上げる方式って駄目なのかなぁ?あっちのが安く出来そうとか思うのは素人考えかな ペガサスというロケットがそれだけど
経営上手く行ってない
ストラトローンチ・システムズという所が
全幅が翼長117mの双胴機を作って計画を進めてるけど
未知数やね >>65
飛行機から打ち出すのは悪くない考え方なんだけど、
まず最初にロケットに何が必要なのかを考えてみると分かりやすい
実は衛星の打ち上げに必要とされるのは最高速度
ロケットの高度は性能の目的ではなくて、速度を出した結果
地球の半径が約6300kmだから、
高度100kmの宇宙空間に出るのは、地上6300km→宇宙6400kmへと重心からわずかに離れることに過ぎない
実は重力はそれほど弱くはなってなくて、速いから落ちないだけ
それよりも落下しないで地球を回れるマッハ24ぐらいの速度に到達できることがロケットには必要
上空1万mをマッハ1で飛ぶ飛行機から空中発射するメリットは、速度が0からマッハ+1に加速するぶんを最初に貰えることだ
あとは最初から空気抵抗がやや少なくなるメリット
高さは約6300mkが6310kmになってもあまりメリットはない
空中に釣って打ち出す方法は、このメリットに見合うならありだ >>65-67
つまり、空中発射は労力に見合わない、が結論。 地上400kmとしても地球の直径からすると30分の1か。ずいぶん地表すれすれに飛んでるイメージ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています