0001しじみ ★
2017/12/20(水) 06:58:59.96ID:CAP_USERグループはアレルギー反応の強さの客観的な指標に使える可能性があるとしています。
食物アレルギーは、牛乳や小麦などの食べ物を摂取するとアレルギー症状が起きる病気ですが、
症状の重さと連動して変化する指標はこれまでありませんでした。
東京大学大学院の村田幸久准教授などのグループは、
卵などの食物アレルギーの状態を再現したマウスで尿の中に含まれる「PGDM」と呼ばれる脂質が多く検出されることを発見しました。
また、この「PGDM」はごく初期のアレルギー症状の時から検出され、症状が重くなるほど濃度が高くなったということです。
さらに、「PGDM」は食物アレルギーに関わる免疫細胞から放出された物質が変化してできていることもわかり、
アレルギー反応の強さの客観的な指標に使える可能性があるとしています。
村田准教授は「食物アレルギーではアナフィラキシーなどの強い症状が突然出ることがあるが、
この指標を使えば事前に兆候を把握し、より安全に診断や治療を行えるようになる可能性がある」と話しています。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171218/k10011262211000.html