0001しじみ ★
2017/11/27(月) 01:26:26.45ID:CAP_USER発見した地質調査会社などの専門家チームは、岩石の特徴などから、川底の土砂が大量に流出したことで姿を現した断層面とみて、
活断層かどうかを調べている。広島市で始まった日本活断層学会で25日に発表する。
突起が見つかったのは、流域で多数の犠牲者を出した赤谷川の支流、乙石川。
7月下旬、地質調査会社の中央開発(本社・東京都)の細矢卓志(たかし)さんらが、
豪雨で谷から大量の土砂が出た原因などを調査中に発見した。
細矢さんによると、板状の突起は、北西から南東へ川に沿って約100メートルにわたり堤防のように連なっており、
この地域の岩盤と同じ花崗岩(かこうがん)でできていた。
「板」の表面には左横ずれ断層の特徴である同じ方向の「傷痕」が多数残っていた。
花崗岩は厚さ10メートルほどが粘土化して固くなっており、断層がたびたび動いた結果と考えられるという。
「最初は人工構造物かと思った。乙石川沿いに断層が分布している可能性が高い。大雨で川底が洗われ、現れたのでは」と話す。
現場は、玄界灘から朝倉市にかけて福岡県中央部を貫く活断層「西山断層帯」の南端部に近い。
突起が走る向きは西山断層帯の向きと似ており、左横ずれ断層である点も共通する。
細矢さんは、採取した試料の年代測定を進めているといい、「活断層かどうか、さらに調べたい」と話す。
画像:乙石川の川底だった地面に現れた断層面とみられる板状の突起。川に沿って100メートル続いていた。手前が下流
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171124003856_commL.jpg
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASKCR6TK2KCRTIPE013.html