サンショウウオ
愛知に新種 県東部に生息、絶滅の危険

毎日新聞 2017年8月25日 10時16分(最終更新 8月25日 10時53分)

(写真)
新種と確認された「ミカワサンショウウオ」(京都大など提供)=共同


 愛知県東部だけに生息する小型のサンショウウオが新種であることを、京都大や愛知教育大などの研究グループが25日までに遺伝子解析などで突き止め、「ミカワサンショウウオ」と命名した。生息域が非常に狭く、絶滅の恐れがあるという。日本爬虫両棲類学会の英文誌に発表した。



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 茶褐色で、体長9センチ前後。愛知県新城市などの森林や湿地帯に生息、湿地内の流れの緩い水域で繁殖する。東北地方などの日本海側にいるクロサンショウウオや
石川、富山両県のホクリクサンショウウオに近いが、脚が短いなどの違いがあり、遺伝子解析でも別種であることが分かった。(共同)

https://mainichi.jp/articles/20170825/k00/00e/040/206000c.amp

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