韓国紙、朝鮮日報は6日、韓国東方の日本海上で1日見つかった北朝鮮住民5人について、平壌に居住していた科学者と家族らだと、政府消息筋の話として伝えた。統一省当局者は6日、身元は「調査中」とした上で、いずれも韓国亡命の意思を示していると明らかにした。

 同紙によると5人のうち科学者と息子、息子の交際相手は同じ理科系の大学卒のエリート。北朝鮮東部の元山で小型船を購入し、亡命を図ったとみられる。

 同紙はまた、北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会に2010年まで勤めた40代の女性が最近、中国を通じ韓国に亡命したとも伝えた。(共同)

2017.7.6 12:45
http://www.sankei.com/world/news/170706/wor1707060044-n1.html