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2017/06/11(日) 00:31:07.49ID:CAP_USER2017/6/6 19:30
重症化すると死ぬこともある急性膵炎(すいえん)は、膵臓の細胞内のたんぱく質をリサイクルする「オートファジー」(自食作用)という機能が止まることによって起こるとの研究結果を秋田大や自治医科大などのチームが6日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。
急性膵炎は国内で年間約6万人が発症、増加傾向にある。原因はアルコールなどが中心だが、不明なものも多く、根本的な治療法はない。成果は治療法開発の手掛かりになると期待される。
チームの秋田大消化器内科の高橋健一医師らは、発症初期の膵臓で、消化液である「膵液」を分泌する細胞内に、小さな袋が数多く現れることに着目。
マウスを使った実験で、この袋は自食作用の前半にできる「オートファゴソーム」と呼ばれるもので、「Rab7」という遺伝子の機能不全のため、自食作用が次の段階に進めなくなっていることを突き止めた。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---
▽引用元:日本経済新聞 2017/6/6 19:30
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H9I_W7A600C1CR8000/
▽関連
Disruption of Small GTPase Rab7 Exacerbates the Severity of Acute Pancreatitis in Experimental Mouse Models
Scientific Reports?7, Article?number:?2817 (2017)
doi:10.1038/s41598-017-02988-3
http://www.nature.com/articles/s41598-017-02988-3