2017年04月18日 20時15分
 自然科学分野で優れた成果を上げた女性科学者に贈られる「猿橋賞」の第37回受賞者に18日、石原安野(あや)・千葉大准教授(42)が選ばれた。

 石原さんは素粒子「ニュートリノ」の観測が専門。南極点近くの観測施設「アイスキューブ」を使った国際研究に参加し、2012年、宇宙から飛来した高エネルギーのニュートリノを世界で初めて検出した。

 同賞は、日本を代表する女性科学者、猿橋勝子さん(2007年死去)らの寄付金をもとに1980年に創設された。

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