メチル水銀中毒の仕組み解明=水俣病治療に期待−新潟大

水俣病の原因物質メチル水銀で中毒が起きるメカニズムを解明したと、新潟大脳研究所の下畑享良准教授らのグループが発表した。
メチル水銀中毒は有効な治療法がなく、新たな治療薬の開発につながる可能性があるという。
論文は25日、米科学誌プロスワンに掲載された。
 
メチル水銀は平衡感覚を調整する小脳や、視覚をつかさどる大脳の後頭葉の障害を起こし、ふらつきや視野狭窄(きょうさく)などの症状が表れることが分かっている。
だが、脳の障害がどのように発生するかは解明されていなかった。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---

▽引用元:時事ドットコム 2017/01/25-05:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012500063&;g=soc

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