10/19(火) 14:41配信

中央日報日本語版

18日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)合併症で亡くなったコリン・パウエル氏は共和党行政府で黒人初の合同参謀本部議長と国務長官を務めた共和党の元老だが、彼の死去以降、最も長い哀悼辞を伝えたのは民主党出身のバラク・オバマ前大統領だった。

この日、オバマ氏はフェイスブックを通じて2726文字の長い追慕文を伝えた。オバマ氏は「パウエル将軍は数十年の間、米国外交政策を助けた模範的軍人であり愛国者だった」とし「将軍と共にしたすべての人々は彼の明瞭な考え、広い視野、実行能力を高く評価した」と回想した。

続いて、パウエル氏が黒人初の合同参謀本部議長と国務長官を務めたことに対して「彼は人種による困難を否定することもなかったが、それを限界と定めておらず、多くの若者たちにさらに高い夢を持てるようにした」と強調した。

実際、パウエル氏は米国大統領の最も近いパートナーであり外交政策を総括する国務長官のポストに就き、最初の黒人大統領であるオバマ氏の誕生前まで米国の公職社会で最も成功した黒人に挙げられた。パウエル氏が2001年に国務長官になってから8年後の2009年に米国初の黒人大統領が誕生した。パウエル氏は有色人種でガラスの天井を破った成功神話に挙げられる。

また、パウエル氏は2008年の米大統領選挙では当時民主党の大統領候補であるオバマ氏を支持して政界に衝撃を与えた。オバマ氏は「彼が共和党政府にいたにもかかわらず喜んで私を支持してくれた」とし「私がムスリムという疑惑が起こった時も、パウエル氏は『オバマはムスリムではなくキリスト教信者だ。だが、ムスリムであること、それが何の問題か』と言った」と感謝を伝えた。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://news.yahoo.co.jp/articles/54925be97bf2a21424c1bc384c6a9b1d291abcb2