(CNN) スペインのジェット戦闘機が防空警護の任務中、エストニア上空で誤って空対空ミサイルを発射していたことが8日までにわかった。北大西洋条約機構(NATO)当局者が明らかにした。

ミサイルを誤射した戦闘機は「ユーロファイター・タイフーン2000」。

飛行経路や場所、ミサイルの状況などについては調査中だという。ミサイルには自爆モードが内蔵されているとしたものの、地上に着弾した可能性も排除していないとしている。

エストニア空軍はミサイルの捜索を開始した。「タルトゥ市の北40キロ」に落下した可能性が高いとみられている。

エストニアのラタス首相はフェイスブックで今回の出来事について「極めて遺憾だ」としたが、NATOによる防空警備の任務はエストニアの安全保障に対して重要であり必要であるとも指摘した。

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