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VRゲームを使ったeスポーツの大会「VR×eスポーツ アジア大会」を2018年に開催する計画が21日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「東京ゲームショウ2017」で発表された。
採用するゲームや賞金額、開催場所などの概要は、来春ごろに改めて発表する。

VR機器製作のJPPVR(東京都中央区)と、アジア地域の3000店舗でVRゲーム機を展開する北京楽客霊鏡科技(北京市)が協力する。
JPPVRの澁木太一会長は「日本が音頭を取って、世界をけん引できるようにしたい」と意気込みを語った。
ビデオメッセージでは、既にVRコンテンツを導入しているハウステンボスの澤田秀雄社長が「VRスポーツの構想は、将来性があるプロジェクトとして賛同している」とコメントした。

発表会では、大会の実施と合わせて、大会の認知度を高めるため、全国を巡回する体験会場の設置、アーケード施設やテーマパークへの導入を交渉していることが説明された。
また大会の様子を中継するプラットフォームを開発し、独自の仮想通貨を発行して導入する考えだ。
最終的には世界大会の開催を目指す。

「eスポーツ」は、「エレクトロニック・スポーツ」の略。
対戦型のテレビゲームを「スポーツ」とみなして、欧米を中心に普及しており、賞金やスポンサーで生計を立てるプロのゲーマーも存在している。
日本ではまだ知名度が低いが、ゲーム会社が普及に力を入れている。