米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は、10〜30メートルの大きさの小惑星が10月12日、地球から約4万3500キロ・メートルの距離まで接近するとの見通しを発表した。

 地球に衝突する恐れはないという。

 この小惑星は2012年に発見され、「TC4」と名付けられた。南米チリにある望遠鏡が今年7月末、約5600万キロ・メートル先の小惑星をとらえ、軌道を計算した結果、多くの人工衛星が地球を周回している高度(約3万6000キロ・メートル)より数千キロ・メートルだけ高いところを通ることが分かった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170815-OYT1T50131.html