―宿泊施設運営で、本道ならではの難しさはあるか。
繁忙期と閑散期の差の激しさだ。宿泊単価のブレや、社員の業務量の問題もあって今でも悩まされる。
それから凍結対策なども首都圏にはないコスト高要因だ。経営の難易度は決して低くない。
さほど競合が増えていないのも、そのあたりに理由があるかもしれない。

―外国人に関わる事業が増えているようだ。
 今後経済成長する国がたくさん控えていて、旅行客の増加は長く続くだろう。
それだけでなく、人口が減る日本では、働き手としての外国人の存在感も高まる一方だ。