南区は地形的にどん詰まりであるが、単なる南区民だけの道路ではない。
道南方面の近道でもあり、定山渓、ニセコ、ルスツ、洞爺方面などホリデー需要は多く、混雑する石山通の渋滞緩和にもつながる。

ただ、東西軸が弱い。西区方面は小林峠トンネルの線形改良はされたものの、豊平厚別方面のアクセスは悪い。
東西軸にあたる五輪通は慢性的に渋滞傾向にあり、周辺道路は整備されなければ更に渋滞が酷くなる。

五輪通を石山通から平岸通まで拡幅するだけで周囲の道路には流せる。
ただ、石山通は真駒内を通り越して藤野以南まで日常的に混雑しており、交通マヒを引き起こす可能性がある。
行楽シーズンは、その奥の定山渓どころか中山峠まで渋滞してる。南平岸を通過して真駒内に至る453号線も同様だ。


都心部では、このほかさらなる地下歩行ネットワークを整備されており、これがさらに延伸され環状化する。
回遊性を高めるともに歩行者や施設利用者の安全性、公共交通機関とのアクセス向上が図れる。
札幌では、国内有数の地下歩行ネットワーク、公園や広場の整備で人の流れを変える役割がある。
今度、延伸により、サツエキからすすきのまで環状化されその部分だけでも3.8km、日本一のアングラモールが形成される。
地下歩行ネットワークとビル地下とで一体化し、地下街以上のアングラモールとなっている。

チカホの沿道かどうかで再開発にも影響がでる。ビルの地下がチカホと全面接続し、一体化できるかどうかで客足が左右される。