立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
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寄り付き前から先物を中心に上がり始めて、開始直後にもう400円高水準。そこから利確売りでやや下がるものの勢い衰えず、660円の上げ幅を記録して大幅反騰で前場終了。アメリカの景気減速がやや収まりつつあることで市場のギアが変わりました。
オプションSQは推計28525円。これも少なからず影響を与えたものと思われます。加えて日本株の割安感が改めてクローズアップされたと見えて、思った以上に値段が釣り上げられた印象です。
業種別はゴム製品以外はプラス域。ハイテク関連銘柄はどれも大幅値上がりです。個別銘柄では引き続き決算銘柄が大きく動いています。特にTOYOTIREとガンホーが逆行安で目立っています。
28500円までは恐らく売りが強すぎて届かないでしょう。しかし上値を突き抜けたことで今年の最高値も視野に入りましたから、更に欲張って買いが入ることもありそうです。
後場は大きく変わらず28480円付近で再開。

[東京 12日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比660円66銭高の2万8479円99銭と、反発した。市場予想を下回った米消費者物価指数(CPI)を受けて、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め加速懸念が和らぎ、値がさのハイテク株を中心に買いが入った。日経平均は1月18日以来の高水準と、堅調な展開となった。

日本株は朝方から400円高と堅調にスタートし、徐々に上げ幅を拡大した。3月25日高値(2万8338円81銭)と6月9日高値(2万8389円75銭)がレジスタンスとなっていたが、これらの水準を上回ったことで上昇に弾みがついた。指数寄与度の大きいソフトバンクグループが大幅高となったほか、東京エレクトロン、ファーストリテイリングがしっかりで、3銘柄で日経平均を200円ほど押し上げた。日経平均は一時、前営業日比約680円高の2万8507円31銭の高値をつけた。

セクター別では、精密機器、電気機器などの上昇が目立ち、「景気敏感セクター中心にしっかりした値動き」(国内証券)との指摘が出ていた。

GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏は、米国の物価上昇の沈静化が指標で確認されたほか、「デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利上げが妥当と発言したことも、米金融引き締めペース鈍化期待につながったようだ」と指摘する。

目先は米金利の上昇基調が落ち着くとの見方から、「これまで売られていた半導体関連株やグロース(成長)株は戻り基調が続きそうだ」(池田氏)との意見も聞かれた。

TOPIXは1.83%高の1969.02ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆0678億0200万円だった。東証33業種では、値上がりは電気機器、精密機器、石油・石炭製品など32業種で、値下がりはゴム製品の1業種だった。

個別では、ヤマエグループホールディングス、オイシックス・ラ・大地などが堅調に推移した。トヨタ自動車、ファナックなど輸出株の一角もしっかりだった。

2022年8月12日11:58 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPKBN2PI055