ソフトバンクグループ(SBG)が8日発表した2021年10〜12月期の連結決算(国際会計基準)は純利益が290億円だった。前年同期(1兆1719億円)に比べ98%減になった。世界の新興企業に投資するビジョン・ファンド(SVF)で、主に中国の投資先企業の株価が大幅に下げたことが響いた。英半導体設計子会社アームの売却計画も頓挫し、先行きの不透明感は増している。

SBGは投資先企業の価値を四半期ごとに評価し直し、含み損益の...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB083I90Y2A200C2000000/