KDDIと沖縄セルラー電話は12月10日、京セラ製4G LTEケータイ「G'zOne TYPE-XX」を発売する。KDDIが直営する販売店(au Style新宿)における販売価格は5万2800円(税込み)だが、3G通信サービス「CDMA 1X WIN」の終息に伴う移行支援措置を利用できるユーザーは、2万2000円(G'zOneユーザーは5万2800円)の割引を適用できる。
□auの「CDMA 1X WIN」が2022年3月31日をもって終息 VoLTE“非対応”の「au 4G LTE」「UQ mobile」音声端末も - ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2111/29/news117.html
□auからG'zOne20周年モデル「G'zOne TYPE-XX」が登場 カシオが商品デザインを担当:4G LTEケータイ「GRATINA KYF42」も - ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2108/02/news071.html

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閉じた実機
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開いた実機
G'zOne TYPE-XX(左がリキッドグリーン、右がソリッドブラック)

□ユーザーからの“声”を受けて復活
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製品化の背景を説明するKDDI プロダクト企画部の近藤隆行氏

 G'zOneシリーズは、2000年に発売されたカシオ計算機製ケータイ「G'zOne C303CA」がそのルーツである。C303CAは当時としては珍しく「耐水(防水)性能」と「耐衝撃性能」を確保していた。

 2001年までに4モデル登場したシリーズはいったん途切れるが、2005年にシリーズ初の折りたたみボディーとカメラを備える「G'zOne TYPE-R」で“復活”した後は、概ね1〜2年ごとに新モデルが登場することになる。
□それでもG'zOneを諦めない──カシオデザインチームの執念(1/2 ページ) - ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0506/29/news090.html
 しかし「G'zOne TYPE-L CAL21」の発売後、カシオ計算機が携帯電話事業から事実上撤退したため(参考記事)、後継機種が登場することはなかった。
□写真と動画で解説する「G'zOne TYPE-L CAL21」:IS11CAから“ここ”が変わった(1/3 ページ) - ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1211/01/news125.html
□NECモバイル解散、携帯事業はNECが引き継ぐ形に - ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1602/29/news134.html

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2000年にデビューしたG'zOne。カシオ計算機が携帯電話事業から事実上撤退した影響で、2012年のG'zOne TYPE-L CAL21を最後に新モデルが途絶えていた

>>2 へ続く

2021年12月06日 10時30分 公開
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