外国為替証拠金(FX)取引を手掛ける個人投資家の存在感が高まっている。2020年の取引高は5年ぶりに過去最高を更新する見通しだ。米大統領選後に円相場が1ドル=103円台まで上昇した場面ではドル買い・円売りを仕掛けて円高進行に歯止めをかけ、逆張り投資家としての影響力を見せつけた。個人の復権が円相場安定の一助になりつつある。

「想定以上の活況だった」。ある大手FX会社の関係者は11月の米大統領選を受…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66296910W0A111C2EN2000/