SCREENホールディングス[7735]が28日発表した2020年4〜9月期連結決算で、純利益は前年同期比42%増の33億円だった。新型コロナの影響でグラフィックアーツ機器事業が振るわなかったものの、採算改善や固定費の抑制が奏功した。

売上高は4%減の1427億円、営業利益は89%増の64億円だった。

21年3月期(今期)の業績予想については、売上高は前期比3%減の3135億円となる見通しだと発表した。従来予想である2.2%減の3160億円から下振れする。グラフィックアーツ事業の売り上げ予想を引き下げた。採算性の改善などが進むとみて連結純利益が2.2倍の110億、営業利益が43%増の180億円となる見通しは据え置いた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/10/28 16:25
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL28I0E_Y0A021C2000000/