立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
決算が出たファーストリテイリングが寄与度112P。これがなければ今日はおよそ90円の下落幅で前場を終えていました。
それにしても欧米の警戒感はかなり根強いようです。年末商戦はどうなるのか、コロナを受けて初めてのクリスマスでどこまで消費が落ち込むのか、不安要素としてはかなり大きいようです。

[東京 16日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比16円14銭高の2万3523円37銭となり、小反発した。前日の米国株式相場が軟調に推移したことを受け、日経平均も朝方は小幅安で取引がスタートしたが、その後は好決算を発表したファーストリテイリング が最高値を更新し、日経平均を100円ほど押し上げた。ただ、ファーストリテの大幅高を除いては特に大きな材料も見当たらず、動意薄の展開となった。

TOPIXは0.28%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8230億円と薄商いが続いている。東証33業種中、医薬品、不動産業、陸運業、ゴム製品など23業種は値下がり、海運業、証券業、鉄鋼、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業など10業種は値上がりした。

市場の関心は、米大統領選の行方に加え、欧州での新型コロナ感染再拡大に集まる。野村証券のエクイティ・マーケット・ストラテジスト、澤田麻希氏は「欧州での感染拡大に関するニュースが場中に出てくると、景気回復への懸念から売りが先行する可能性がある。米国の大統領選挙の行方や企業決算を見極めたい思惑から、引き続き動意に乏しい展開が予想される」と話した。

個別では、ファーストリテイリングが上場来高値を更新。出前館 も23%を超す上昇となり年初来高値を更新した。15日に、2020年8月期連結決算で売上高が前年比54.6%増の103億円、純損益は41億円の赤字だったと発表した。積極的な事業展開や投資で赤字幅が拡大したとし、マーケットは先行投資に積極的な姿勢を好感した。

東証1部の騰落数は、値上がり938銘柄に対し、値下がりが1092銘柄、変わらずが133銘柄だった。

2020年10月16日12:00 午後
Reuters
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2H70QQ