【中国IT】中国の静かな2週間の実験−ネット開放拡大容認し、国民監視継続か [エリオット★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
→ブラウザー「チューバー」で外国サイトへのアクセスが一時可能に
→熱狂的な歓迎は中国に鬱積した欲求の証し−ASPIライアン研究員
静かな実験だった。中国で禁じられている「ユーチューブ」や「インスタグラム」など外国のウェブサイトに本土からのアクセスが2週間だけ可能だった。共産党政権は世界のインターネットに国民がより広くアクセスできるようにする一方で、誰が外国のどのようなサイトを見ているかの監視を図ろうとしているようだ。
□Chinese App Helps Users Bypass Great Firewall - Then Disappears - Bloomberg(英文)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-10-10/chinese-app-provides-legal-access-to-get-over-the-great-firewall
中国政府も関係しているサイバーセキュリティー大手、三六零安全科技(360セキュリティー・テクノロジー)が支援するモバイルブラウザー「Tuber(チューバー)」は9月後半、派手な広告もなく登場し、フェイスブックやグーグル、ニューヨーク・タイムズなどずっと禁止されていたサイトへのアクセスを可能にした。違法なVPN(仮想私設網)なしでスマートフォンのブラウザーからこうしたコンテンツを直接閲覧できることは、中国のネットユーザーから歓迎された。
□中国ネットユーザー称賛のアプリ消える−国外サイトへの窓口なくなる - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-12/QI2L3OT0G1LH01
華為技術(ファーウェイ)運営によるものも含め複数のアプリストアに登場したチューバーは、9億400万人のネットユーザーが禁じられていたサイトにアクセスできるようにするやり方を中国政府が実験していることを示唆していた。国家による検閲の特徴を備えていたチューバーが説明もなくアプリサイトから消えたのは今月10日だった。
オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)のファーガス・ライアン研究員は、中国が「よりオープンな方向に向かうと見なすことも可能で、チューバーに関する展開は興味深い。だが、実際に機能することになれば、アプリユーザーは厳しく監視され、このプラットフォーム経由でアクセスできる情報は検閲組織のフィルターにかけられるだろう」と指摘する。
□検閲2.0
「検閲2.0」と言える状況だ。新型コロナウイルス感染症(COVID19)の感染拡大をうまく封じ込めたことで、中国政府は国民の支持を得ていると自信を深めている。そして、科学的およびテクノロジーの研究の質を直ちに高める必要性のために、少なくとも一部国民によるネットアクセス拡大を容認するという考え方を政府が受け入れやすくなっていると捉えることもできるだろう。
中国政府はまた、国外で反中感情が広がっていることも認識している。国民監視を強める政府は、テンセント・ホールディングス(騰訊)や動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を手掛ける北京字節跳動科技(バイトダンス)などの中国企業にコンテンツを検閲し、政府に批判的だったり政府方針にそぐわない内容が見つかれば削除するよう求めている。
中国には「防火長城(グレートファイアウオール)」と呼ばれる大規模なインターネット情報検閲システムがあるが、このシステムをかいくぐるために一般的に使われてきたのがVPNだ。政府は数百のVPN排除に数年にわたり取り組んでおり、国公認のインターネット窓口というアイデアは、VPNの有用性を低下させる可能性がある。
□China Tells Carriers to Block Access to Personal VPNs by February - Bloomberg(英文)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-07-10/china-is-said-to-order-carriers-to-bar-personal-vpns-by-february
□TikTokと微信、コンテンツ検閲を中国以外にも広げる−豪研究所 - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-09/QGDRA0DWLU6801
原題:China’s Quiet Experiment to Let Millions Roam the Real Internet(抜粋)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-10-12/china-s-quiet-experiment-to-let-millions-roam-the-real-internet
2020年10月13日 11:45 JST
Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-13/QI41E0T0G1LS01 >>1 から続く
チューバーは少なくとも9月後半以後、ファーウェイのアプリストアから500万回ダウンロードされた。こうした熱狂的な人気を呼んだのは、このアプリの開発企業がテクノロジー業界の大物で資産家の周鴻禕氏から支援を受けているということも一因だ。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ikUc.r4O_oLM/v0/1800x-1.jpg
周鴻禕氏
周氏は自身のセキュリティー企業、奇虎360の米国上場を2016年に廃止しているが、奇虎が政府の承認なしにチューバーを開発し流通させた可能性は低い。同社は中国人民解放軍向けのプロジェクトに取り組み、機密性の高いサイバーセキュリティー問題で政府に助言していると報じられている。米商務省は今年5月、周氏の会社2社に制裁を発動。この2社など大学を含む24団体を米国側は人民解放軍とつながりがあり、国家安全保障を脅かす恐れがあると判断した。
□Qihoo 360, China’s biggest cybersecurity firm, wants to become China’s cyberwarfare defender | South China Morning Post(英文)
https://www.scmp.com/abacus/who-what/what/article/3028264/qihoo-360-chinas-biggest-cybersecurity-firm-wants-become
□中国が強く反発、米国の対中禁輸拡大−米中デカップリング進行か - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-25/QAVM2BDWX2PX01
アプリストアからのチューバー排除を政府機関が命じたかどうかは分からない。三六零安全科技の広報担当者はコメントを控えている。ブルームバーグ・ニュースは10日から中国サイバースペース管理局(CAC)に電話と電子メールで取材を試みているが、返答はない。
□欲求の証し
チューバーはユーチューブなどで一部のコンテンツを検閲していたとみられている。中国語で習近平国家主席の名前を検索すると上海と天津、マカオのテレビ局だとする3つのアカウントによって投稿されたビデオクリップ7本だけが出てきた。英語で共産党総書記でもある習氏の名前を検索しても何も出てこなかった。
中国内にある全スマホの電話番号は中国の身分証明番号とリンクしており、チューバーのダウンロードには携帯電話番号の登録が必要だった。
ASPIのライアン研究員は「特定のアプリに関するニュースが中国で急速に広まり、大きな興奮を招いたという事実は世界のインターネットにアクセスしたいという中国に鬱積(うっせき)している欲求の証しだ」とみている。 中国版ウェイボーとQQが中国の電話番号登録必須になったせいで
使えなくなったわクソ 奇虎360のCEOである周鴻禕(文字化けしている部分は『示に韋”なめしがわ”』)についてはこちらをどうぞ。但し英文。
□Zhou Hongyi
https://www.forbes.com/profile/zhou-hongyi/ 中共による
中国の「植民地主義的支配」。
中国人には民主主義も自由主義も認めない
暴力集団でしかない。 不穏分子を洗い出すためにわざと期間限定で開放するだろう。
毛沢東も全く同じ方法で反対派を粛清した。 今はプロバイダのアクセス記録を分析してる段階だろな。
リアルに「…おや、こんな時間に誰か来たようだ」のお国柄でしょ。 香港のデータsim持ち込めば現地からでも見られたけど、香港の通信会社を押さえられたらもうだめだろね 遮断している米国のGoogle,FacebookなんかのSNSを指定ブラウザだけで見えるようにして、その通信を監視してマークする人物を割り出すのか。このソフト使ってバックドアをインストールする気だなぁ しかしあんなデカくて無節操な国をどうやって維持しているのやら。 オープンなってから落ち着くまで何十年もかかるだろ
南朝鮮がオープンになってから30年経つが、未だ先が見えない
20〜30年後、上海大虐殺がうんたら、401がうんたら騒いでる未来しか見えない 規制は大切だよ。
インターネットを自由にしすぎて日本は米国の社会はもうめちゃくちゃ。 習近平が毛沢東時代の「百花斉放百家争鳴」をマネしたんだよ
一時的に言論の自由を認めて、国民に言いたい放題言わせるように促しておき
しばらくして言論統制を再開した。
そしやって共産党に不満を持つ人々をあぶりだし、今度は一転「反右派闘争」と称して
徹底弾圧に乗り出したというわけ
毛沢東時代を知っている年配の中国人なら「百花斉放百家争鳴+反右派闘争」を覚えて
いるから子供や孫には注意するよう警告するだろうが…… なにがグレートファイヤーウォールだ
死ねや糞チャンコロ 中国からのサイバー攻撃をやりやすくするために開放? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています