立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
アメリカがSMICに半導体製造装置の輸出規制をかけたことが半導体関連需要を押し下げる懸念があると連想され、ハイテク銘柄に大きな動揺をかけているようです。現在のファーウェイが命綱としているSMICですが、ここでスマホのSoCを作れないとなるといよいよこれでおしまい。ですが米中デカップリングに伴う痛みと考えれば中国外しへの加速度が増すことにもなります。日本の製造業もいよいよ覚悟を決めるところが増えそうです。
また、今日は株式配当の権利付き最終日と追うこともあり、市場全体を押し上げています。
後場はほとんど変わらず23370円付近で再開しています。

[東京 28日 ロイター] -   
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比167円08銭高の2万3371円70銭となり、続伸した。前週末の米国株式相場の上昇を受けて朝高で始まった後、伸び悩む場面もあったが、取引時間中を通じてプラス圏で推移した。配当権利付き最終売買日ということもあり、配当権利取りの動きや再投資への思惑が出やすかった。

個別では、東京エレクトロン 、アドバンテスト などの半導体関連が売られた。中国の半導体受託生産(ファウンドリー)大手、中芯国際集成電路製造(SMIC) 向けの一部輸出に対して、米政府が規制を課したことが嫌気された。

TOPIXは0.78%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0718億円だった。東証33業種では、パルプ・紙、その他製品、精密機器など29業種が値上がり。空運、海運、石油・石炭製品、鉱業が値下がりした。

新型コロナウイルスの感染拡大で需要回復への期待が後退し、原油先物が小幅に下落していることを受け、「海運や石油・石炭製品などの業種が下がっている」(内藤証券のリサーチ・ヘッド&チーフ・ストラテジスト・田部井美彦氏)との指摘がある。ANAホールディングス が2000億円規模の公募増資を検討していると報じられたことも、空運の値下がりにつながったという。

東証1部の騰落数は、値上がりが1542銘柄に対し、値下がりが550銘柄、変わらずが83銘柄だった。

2020年9月28日12:01
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2GP0PJ